レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年08月29日
- 登録日時
- 2022/06/02 12:41
- 更新日時
- 2022/06/23 15:24
- 管理番号
- 相橋-R4-003
- 質問
-
解決
村田公男の書いた、明治時代の津久井郡(現神奈川県相模原市緑区津久井町)の『古屋日記』に関する論文が見たい。
- 回答
-
①②③を提供した。
- 回答プロセス
-
市内OPACにてキーワード“津久井 村田公男”で検索したところ、以下の資料が見つかった。
①『歴史研究 春林文化 創刊号 復刻版 久保沢・原宿市の研究』 城山地域史研究会/編 城山地域史研究会 198303 (自館請求記号:K1-21/城山)
p22-52「原宿・山本家と原宿用水」の項に、該当の著者の論文はあるが『古屋日記』に関するものなし。
②『歴史研究 春林文化 第2号 復刻版 川尻八幡神社の研究(一)』 城山地域史研究会/編 城山地域史研究会 198507 (自館請求記号:K1-21/城山)
p7-28「八幡神社の創建に関する一仮説 -牡龍籠山信仰と八幡神社-」の項に、該当の著者と「今成泰一」との共著の論文はあるが『古屋日記』に関するものではなかった。
p81-128「津久井困民党を追って 津久井困民党に関する資料・論文」の項に、該当の著者の論文があり、
p85「この年表(昭和五十八年八月十五日に発表した『津久井困民党関係年表』)で新たに発表した資料として、『川尻村筆生日記』小池佐市家所蔵文書 (註 この小論においては、この日記の記録者古屋清光の名前をとり『古屋日記』とした。)」との記述がある。
p95-123『古屋日記』抜粋文が7箇所と、その解説あり。
市内OPACにてキーワード“コンミントウ”で検索したところ、以下の資料が見つかった。
③『町史の窓(復刻版) 城山町町制施行五十周年記念』 城山町教育委員会教育部生涯学習課社会教育班/編 城山町教育委員会 200603 (自館請求記号:K1-21/城山)
p49-50「天明の山鳴り -土平治騒動について-」の項に、該当の著者の論文はあるが『古屋日記』に関するものなし。
p65-66「『新順礼指南記全』と快誉和尚」の項に、該当の著者の論文はあるが『古屋日記』に関するものなし。
p84-85「近世の民衆教育を求めて -奈良伯元寺子屋を中心にして-」の項に、該当の著者の論文はあるが『古屋日記』に関するものなし。
p99-100「富士信仰とわが城山町」の項に、該当の著者の論文はあるが『古屋日記』に関するものなし。
p113-114「身近なところに江戸時代 -生き仏信仰について-」の項に、該当の著者の論文はあるが『古屋日記』に関するものなし。
p132-133「天明の飢饉と火災 中沢村の大火と秋葉山信仰-」の項に、該当の著者の論文はあるが『古屋日記』に関するものなし。
以下は該当の著者ではないが「乾照夫」の論文に『古屋日記』について書かれた項あり。
p131-132「『古屋日記』が物語るもの -明治の青年が綴った旧川尻村の日々- 埋もれた日記資料」の項に、「明治十六年(一八八三)頃、川尻村役場の筆生(ひっせい)(書記)に古屋清光(ふるやきよみつ)という一人の青年がいた。その出身地は定かではないが、現在の谷ケ原あたりに家を借り、老母と一緒に暮らしていた。古屋は、村役場勤務の関係で郡内の情報に通じ、また村内の事情にも通じていた。しかも筆生という職業がら、文才に長じていたので、毎日の出来事を書き留めることもさほど苦ではなかった。今日、古屋の日記は明治十六年から同十八年まで三年間の、計六冊が残っている。(現在、小池茂樹氏所蔵)。-後略-」との記載あり。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 日本史 (210)
- 参考資料
-
- 『歴史研究 春林文化 第2号 復刻版 川尻八幡神社の研究(一)』 城山地域史研究会/編 城山地域史研究会 1985
- キーワード
-
- 津久井
- 村田公男
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 学生
- 登録番号
- 1000316910