レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年09月25日
- 登録日時
- 2020/12/10 15:08
- 更新日時
- 2021/02/15 15:18
- 管理番号
- 中央-1-0021431
- 質問
-
解決
浦和区域の地主がどんな暮らしをしていたのか知りたい。特に、昭和初期から戦後にわたっての暮らしが分かる資料を探している。
また、小作人との関係や小作人との生活の違い、戦後の農地改革について書いてある資料も探している。
- 回答
-
以下の資料を紹介した。
(1)『埼玉県農地改革の実態』農地委員会埼玉県協議会/編集 埼玉県農業復興会議/編集 不二出版 1990年
浦和近辺についての記述は見つからなかった。第二篇 第三章「農地改革と都市計画について」では、地主と小作人の立場や農民の反対運動や訴訟等についてまとめられている。
昭和24年に出版された『農地改革は如何に行はれたか 埼玉県農地改革の実態』農地委員会埼玉県協議会 の復刻部分である。
(2)『浦和市史 第4巻 近代史料編2』浦和市総務部市史編さん室/編 浦和市 1979年
p109~138「1農業と農村経済 農村と地主制」では、大正時代・昭和初期の地主に関する史料が掲載されている。
(3)『浦和市史 通史編3』浦和市総務部市史編さん室/編 浦和市 1990年
大正から昭和初期の浦和の農地について記述がある。
「第3章 地域経済の発展と産業 第1節 農業と地主制の推移」
p418~422 農業の実情と農業恐慌
p424~427 地主制の推移
(4)『浦和市史 通史編4』浦和市総務部行政管理課/編 浦和市 2001年
戦後の農地改革について記述がある。
p46~49 農地改革の進展
また、p85~86「第5節 社会労働運動の高まり」の中で、「農民組合については、史料が極めて少ない。」との記述があるなか、北足立郡野田村で当時部落会長をしていた厚沢八郎氏の日記からの引用で当時の様子が紹介されている。
この日記は、『浦和市史 第4巻 近代史料編4』浦和市総務部市史編さん室/編 浦和市 1981年 に収められている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 関東地方 (213 10版)
- 参考資料
- キーワード
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- さいたま市浦和区
- 地主
- 農地改革
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000290495