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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
山形県立図書館 (2110039)管理番号
(Control number)
2009-0074
事例作成日
(Creation date)
2012.3.13登録日時
(Registration date)
2012年03月14日 13時59分更新日時
(Last update)
2012年03月30日 09時12分
質問
(Question)
西置賜郡飯豊町中津川の白川ダム周辺に「小屋」という集落がある。かつて鉱山があったようだが、この集落について知りたい。
回答
(Answer)
  当館所蔵の資料から、「小屋」地区についての記載があった資料として、下記の資料をご紹介します。

 資料①のP40~41には、小屋、広河原の両地域の奥地に金採掘跡(坑道)が合わせて十箇所ほどあり、伊達時代、中津川一族が乍ら中津川郷の金鉱山の総支配者として伊達藩の台所を支えてきたとの記載があります。また、一族の間では金山を黄金花咲く山と呼び、金堀りの権利争奪も起こして、藩主政宗の裁可が下ったこともあると記載されています。

資料②のP325では、中津川一族の中でも惣領筋の人物として、中津川丹波守を挙げ、政宗の米沢時代に彼を補佐する外交上のブレーンとして、外交の使者をつとめていると記載されています。
 
  資料③のP1~60には、「小屋」地区の概要がまとめられています。それによると、小屋の人口は、昭和61年10月1日現在、47人で世帯数は19戸。10年前の昭和51年と比べると人口、世帯数とも半分以下と大幅に減少しているとのこと。
  また、「小屋」地区は山々に囲まれており、日照時間の短いことや春の雪どけが遅いなどの悪条件の中で農業が営まれていること、昭和60年の農家戸数は16戸、一戸当たりの平均耕地面積は、1.36ha(田1.27ha、畑0.09ha)で稲作中心に行われていること、ナメコ栽培も盛んであること。
  小学校は、小屋分校が明治43年に開校され、最盛期には50名の児童と職員3名がいたが、昭和59年度から休校となったこと。しかし、今すぐにでも授業できるように管理されていることなどが記載されています。

  資料③のP53には、小屋という地名の由来が掲載されており、それによると、「昔、小屋は大石村といわれ、村には金山があった。金山があるため労働者の小屋がたくさんあり、その労働者に『どごさ行ぐんだ』と聞くと、『大石村の小屋だ』と言っていた。そしていつの間にか大石村がぬけ、小屋となった」との記述があります。

  資料④のP41には、文祿4年(1595)の小屋村の家数(21軒)と人数(75人)、P227には、小屋地区の文化3年(1806)の戸数(30戸)と人口(202人)、明治19年(1886)の戸数(30戸)と人口(206人)、P298には、昭和32年(1957)の戸数(41戸)と人口(306人)が掲載されてます。
  資料⑤のP22には、小屋分教場二階増築時の写真(昭和14年)、P38~39には、小屋分校新築時の写真(昭和37年)が名刺大の大きさで掲載されています。



回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
日本  (291 9版)
参考資料
(Reference materials)
資料①飯豊町 宝物百選 飯豊町町制施行五十周年記念/飯豊町宝物百選編集委員会編/2008(K272.3/イイ)
資料②いいで史話 復刊号1/飯豊町史話会編/1991(K272.3/イイ)
資料③産業調査部報告 昭和61年度 山村に於ける生活の実態調査 飯豊町中津川地区小屋・広河原の場合/山形市立商業高等学校産業調査部編/1987(K611.98/ヤマ/昭61)
資料④村史なかつがわ/中津川村史編纂委員会編/1960(YK272.3/ナカ)
資料⑤中津川小学校百年のあゆみ/飯豊町立中津川小学校編/1976(K376.2/イイ)
※( )は当館の請求記号です。
キーワード
(Keywords)
山形県飯豊町小屋地区
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000103621解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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