レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021/5/11
- 登録日時
- 2021/09/11 00:30
- 更新日時
- 2021/09/11 00:30
- 管理番号
- 北方 21-0019
- 質問
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解決
釧路市及び釧路館内での書店、本卸の明治から大正の歴史と所在地が知りたい。
調査済み事項など
筑摩書房の石川啄木全集の日記(1)、新釧路市年表。
- 回答
-
地元図書館の郷土資料は確認済みとのことで、市史関連以外で調査。
1 書店の所在地について
【明治】
国立国会図書館デジタルコレクション 「全国書籍商名簿」(東京書籍商組合事務所 明治40)https://www.dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/900109
p.279(148コマ)に、釧路國で9名の名前と住所を確認。
当館で所蔵している回答資料1にも掲載。
【大正】
同デジタルコレクション「全国書籍商組合員名簿. 大正13年1月現在」(全国書籍商組合聯合会 大正13)出版者https://www.dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/917473
p.461(238コマ)には、釧路市で6名の名前と住所を確認。
当館で所蔵している参考資料1には、大正15年4月現在の「全国書籍商組合員名簿」が掲載されているが、釧路市については、掲載なし。
その他、当時の釧路の地図資料、商工人名録等を調査、書店については、掲載なし。
2 釧路の書店の歴史については、種々資料を調査したが、確認できず。
『日本書籍商史 第2巻』(金沢文圃閣 2007)は、全国の書籍商の歴史についてであり、、p.356-357昭和初期の「府県別読書層現勢」の北海道で、
「人口千に対する読書力81.8の数字は此の間の消息を裏書きするが、併し市部、殊に札幌、小樽、函館の如き内地の年と大差なき消化力を持ち、
有力書店の数も多い。(中略)販売店は殆んど全道に亘り、841名の多きを数へ、東京、大阪に次ぐ大組合を持つ。」と記載(都市の紹介もあり、
札幌、函館、小樽、旭川、室蘭、釧路、帯広があげられているが内容は書店には関係なし。)。
『創立二十年史』(北海道書籍雑誌商組合 1939)は、設立当初の大正8年から北海道書籍雑誌商組合定期総会(大正14年第7回は釧路で開催)の内容。
- 回答プロセス
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(参考資料)
1 出版流通メディア資料集成 4[第2巻] 内地外地書店名鑑-明治大正昭和戦時期の本屋ダイレクトリー 金沢文圃閣 2015.8 023.91/SH/4-2 ;
2 日本書籍商史 第2巻 大久保/久雄?監修 金沢文圃閣 2007.9 023.1/NI/2 ;
3 創立二十年史 [北海道書籍雑誌商組合∥編] 北海道書籍雑誌商組合 1939 023.9/HO ;
(使用ツール)
国立国会図書館サーチ/国会デジタルコレクション
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 1 出版流通メディア資料集成 4[第1巻] 内地外地書店名鑑-明治大正昭和戦時期の本屋ダイレクトリー 金沢文圃閣 2015.8 023.91/SH/4-1
- キーワード
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- 書籍商
- 書店
- 釧路
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事項調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000304557