レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年02月22日
- 登録日時
- 2020/02/22 15:34
- 更新日時
- 2020/02/23 17:22
- 管理番号
- 蒲郡-2020-02222-A
- 質問
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解決
蒲郡を詠んだ歌。与謝野晶子の作品。
- 回答
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「尾参詠草」
昭和10年発表。
蒲郡の竹島を詠んだ。
戯れに海へかかれるここちしぬ島見えぬ夜の竹島の橋
竝ぶ灯に錦を箸ると竹島の長橋見ゆる秋の夕暮れ
入海の竹島の橋踏むことを試みぬべき秋のあかつき
波清き渥美の海に今少し青さの勝る秋の空かな
帯高く結ぶ給仕の娘より鶴品劣るがまごほりかな
遠き世も見んとわれして上層の部屋を借れると人思ふらん
離れたる渥美小島もくつがえる恐れを知らず常磐木しげる
島の橋鶺鴒の腹しろくして渥美の山はうるみたるかな
昭和10年に蒲郡ホテルで与謝野晶子が弟子たちと歌会を開催。親交の厚かった弟子の山田知子が招いたと思われる。
- 回答プロセス
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1.パスファインダー「蒲郡ホテル歴史・文学作品」より抜粋
- 事前調査事項
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郷土資料担当者作成パスファインダーあり。
- NDC
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- 詩歌 (911 10版)
- 日本文学 (910 10版)
- 参考資料
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与謝野晶子/〔著〕. 与謝野晶子全集 新輯別巻. 文泉堂出版, 1976. (日本文学全集・選集叢刊第1次)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I019967504-00
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与謝野晶子/〔著〕. 与謝野晶子全集 新輯別巻. 文泉堂出版, 1976. (日本文学全集・選集叢刊第1次)
- キーワード
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- 和歌
- 蒲郡
- 蒲郡ホテル
- 竹島
- 与謝野晶子
- 山田知子
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査 書誌的事項調査 所蔵調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000274300