レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年05月18日
- 登録日時
- 2012/05/25 09:44
- 更新日時
- 2016/02/26 13:21
- 管理番号
- ASN2012-04
- 質問
-
解決
『大和物語』以外で宇多天皇(亭子の帝)が出てくる歌物語又は歌集が見たい。
【質問の背景】:宇多天皇の歌に関する関連度が知りたい。
- 回答
-
回答プロセス参照
- 回答プロセス
-
◎レファレンス資料コーナーをブラウジング
910日本文学、210日本の歴史 付近
【★1】『日本古代文学人名索引』
別巻の索引→p.29宇多天皇について記述がある箇所をジャンル別に調べることができる。
物語・日記・随筆・漢文学・その他篇p.16に宇多天皇が登場する作品や登場箇所が掲載されている。
【★2】『王朝文学文化歴史大事典』
索引p.98 宇多天皇の項目から掲載ページを確認する。
宇多天皇の和歌に関する記述もある
【★3】『平安朝文学事典』
p.133亭子院歌合の参考文献より
→『平安朝歌合大成』(萩谷朴編著 同朋舎, 1979 91118/H13/1)
p.148亭子院歌合の項目に詳細有り
【★4】『平安時代史事典』
本編 上:p.236 宇多天皇
p.588 寛平御集
本編 下:p.1690亭子院歌合 など。
【★5】ジャパンナレッジ
キーワード:宇多天皇(19件ヒット)
<関連用語>
亭子院(ていじのいん)のみかど
亭子院歌合(宇多法皇の催した歌合)
歌集『亭子院御集』
著書『寛平御遺誡(かんぴょうのごゆいかい)』
日記『宇多天皇宸記(うだてんのうしんき)』(『寛平御記』)
●『国史大辞典』の記述によると和歌に関連度が高い様子が分かる。
天皇は幼時より仏教を篤信し、昌泰二年(八九九)十月十四日、仁和寺で出家、法名を空理(のち灌頂を受けて金剛覚と改める)と号し、太上天皇の尊号を辞して法皇と称した。すなわち法皇の初例である。天皇は和歌にも堪能で、御製は『古今和歌集』にもあり、御集もあった。またしばしば歌会を催し、歌合を盛行させた。
”うだてんのう【宇多天皇】”, 国史大辞典, ジャパンナレッジ (オンラインデータベース), 入手先<http://www.jkn21.com>, (参照 2012-05-25)
●『日本人名大辞典』より
【格言など】行きて見ぬ人の為にと思はずば誰か折らまし庭の白菊(「続古今和歌集」)
”うだてんのう【宇多天皇】”, 日本人名大辞典, ジャパンナレッジ (オンラインデータベース), 入手先<http://www.jkn21.com>, (参照 2012-05-25)
◎宇多天皇 千人万首(ニッポニカURLセレクト|タイトル)
<http://www.asahi-net.or.jp/~sg2h-ymst/yamatouta/sennin/uda.html>
和歌に関する記述有り
以 上
- 事前調査事項
- NDC
-
- 日本文学 (910 9版)
- 日本史 (210 9版)
- 参考資料
-
- 【★1】『日本古代文学人名索引』(加納重文,中村康夫編 望稜舎, 1989 91023/KA58-1/*)
- 【★2】『王朝文学文化歴史大事典』(小町谷照彦, 倉田実編著 笠間書院, 2011 91023/KO56-1 )
- 【★3】『平安朝文学事典』(岡一男/編 東京堂出版, 1972 91023/H511)
- 【★4】『平安時代史事典』([財]古代学協会・古代学研究所編角川書店, 1994 2103/KO173/1)
- 【★5】契約DB『JapanKnowledge(ジャパンナレッジ)』 (百科事典・辞書・ニュース・学術サイトURL集などを検索可能)
- キーワード
-
- 宇多天皇
- 歌集
- 亭子院歌合
- 平安時代
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 学生
- 登録番号
- 1000106510