レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007年03月17日
- 登録日時
- 2007/03/17 11:46
- 更新日時
- 2009/03/04 19:24
- 管理番号
- 山形県-2006-0077
- 質問
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解決
2006年の県内10大ニュースの中に、「権威ある仏・国際見本市で山形カロッツェリア研究会製品が高評価」という記事が出ていたが、『山形カロッツェリア研究会』とはどんな団体なのか。
- 回答
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山形新聞記事データベースで調べると、次のようなことがわかりました。「カロッツェリア」は、イタリア語で「ボディー工房」の意味。注文に応じてデザインや制作を行うこと。山形市出身でフェラーリ「エンツォ」のデザインを手掛けた工業デザイナー奥山清行氏がコンセプター役で、鋳物、木工、繊維などの県内各地場の企業、職人を率い、県の支援を得て、山形カロッツェリア研究会を2003年5月に設立。自ら代表に就いています。県内の優れた職人を結集し、地元に愛され、世界に通用する商品を、地域一体となって開発していく新たな物づくり方式で、山形の地場産業再生を目指すとのことです。また、同研究会については、昨年1月、業界で最も要件が厳しいとされる仏・パリのインテリア見本市「メゾン・エ・オブジェ」に、「山形工房」のブランド名で出展。本県の伝統と奥山氏のモダンデザインの融合による製品は、世界のバイヤーの高い評価を獲得し、又、昨年10月には、山形カロッツェリアプロWェクト製品の一つで、山形鋳物の伝統技術を生かした和鉄ポット「まゆ」が、グッドデザイン賞の18年度日本商工会議所会頭賞に選ばれていたことが出ていました。この時の選定理由として「極めて完成度が高いデザイン」との評価とともに、本県地場産業の技術力と奥山氏のモダンなデザインセンスを結集したプロジェクトに関し、「意欲的な試みそのものを高く評価した」ということが紹介されています。同研究会では今年は販売網構築を狙い、法人設立を考えているとのことです。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 経営管理 (336 9版)
- 参考資料
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「山形新聞」2003年 5月14日(朝)
「山形新聞」2006年 9月 9日(朝)
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「山形新聞」2006年10月 4日(朝)
「山形新聞」2007年 1月日(朝)
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「山形新聞」2003年 5月14日(朝)
- キーワード
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- 山形カロッツェリア研究会
- 山形鋳物
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000034015