レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2005年04月
- 登録日時
- 2005/06/21 11:30
- 更新日時
- 2005/06/21 11:30
- 提供館
- 岐阜県図書館 (2110001)
- 管理番号
- 岐県図-0597
- 質問
-
解決
織田信長が石山本願寺合戦(天正7年頃)で、村上水軍と毛利水軍との戦いで使用した「鉄甲船」、および豊臣秀吉が朝鮮出征の時水軍で使用した「亀甲船」の構造について知りたい。
- 回答
-
1 鉄甲船について
藤本正行『信長の戦国軍事学』(洋泉社,1997)、石井謙治『海の日本史再発見』(日本海事広報協会,1987)などを参照。鉄甲船と一般に呼ばれているが、大安宅(大型の安宅船)のひとつ。史料では『多門院日記』などに記述がある。
2 亀甲船について
『日本大百科全書』(小学館,1997)を参照。秀吉が使用したものではなく、朝鮮・李朝時代の軍船。構造については金在瑾『亀船』(文芸社,2001)にあり。
なお、秀吉が朝鮮出征の際新造した船は大安宅船の「日本丸」。詳しいデータについては『志州鳥羽船寸法』(当館所蔵せず)にあるとのこと(『海の日本史再発見』より)。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 日本史 (210)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000022563