レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/06/02
- 登録日時
- 2012/07/20 02:02
- 更新日時
- 2012/12/19 17:13
- 管理番号
- 滋2011-1695
- 質問
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解決
正法寺木造聖観音立像の概要を知りたい。
- 回答
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正法寺は大津市黒津二丁目にあります。『大津市の文化財』によりますと、概要は「当寺本尊。檜の一材から幹部を造り、内刳(うちぐり)していない。用材に制約された感のある動きのない姿勢をとる。両前膊(ぜんぱく)部は後補だが、左手に未敷蓮華(みぶれんげ)をとり、右手はこれに添えて花びらを開こうとするかたちは延暦寺横川中堂(えんりゃくじよかわちゅうどう)の本尊像(185頁)と共通する。古様な構造だが、腹部の裳(も)の折り返しの舌状の形態など、平安時代後期の作風をみることができる。」とあります。また同資料にりますと、像高120.8cm。大津市指定文化財(平成2年2月1日指定)です。カラー写真あり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 仏像 (718 8版)
- 参考資料
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- 1 大津の文化財 大津市教育委員会∥編集 大津市教育委員会 1998年 SB-7011- 98 p.252
- 2 近江文化財全集 上巻 近江史跡会∥編集 近江史跡会 1974年 SB-7000-1 p.150
- キーワード
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- 正法寺
- 大津市指定文化財
- 仏像
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000109105