レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/04/11
- 登録日時
- 2012/06/15 02:01
- 更新日時
- 2012/12/19 16:58
- 管理番号
- 滋2011-1672
- 質問
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解決
清徳院木造阿弥陀如来坐像の概要を知りたい。
- 回答
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清徳院は大津市膳所二丁目にあります。『大津の文化財』によりますと、概要は「衣を偏袒右肩(へんたんうけん)につけ、定印(じょういん)を結んで坐す阿弥陀如来像で、肉髻(にっけい)や羅髪(らけい)の形態、相貌や着衣の表現など、いずれをみても定朝様(じょうちょうよう)に基づく平安時代後期の作である。頭・体を通して中心部を一材から造り、後頭部と背中にはそれぞれ別材を当てる。両脚部をはじめ、各所に彫り直しの手が加わることが惜しまれるが、幸い面部には当初の典雅な表情が残されている。」とあります。また同資料によりますと、像高117.0cm。国の重要文化財(明治33年4月7日指定)です。カラー写真あり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 仏像 (718 8版)
- 参考資料
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- 1 大津の文化財 大津市教育委員会∥編集 大津市教育委員会 1998年 SB-7011- 98 p.225
- 2 近江文化財全集 上巻 近江史跡会∥編集 近江史跡会 1974年 SB-7000-1
- 3 仏像レファレンス事典 日外アソシエーツ株式会社∥編 日外アソシエーツ 2009年 R-7180-ニ
- キーワード
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- 清徳院
- 重要文化財
- 仏像
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000107241