レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/04/11
- 登録日時
- 2012/06/15 02:01
- 更新日時
- 2012/12/19 16:47
- 管理番号
- 滋2011-1644
- 質問
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解決
明徳院絹本著色(けんぽんちゃくしょく)地蔵菩薩像の概要を知りたい。
- 回答
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明徳院は大津市坂本四丁目にあり、延暦寺の子院の1つです。『大津の文化財』によりますと、概要は「地蔵菩薩は、釈迦入滅の後弥勒仏(みろくぶつ)が出生するまでの間、衆生を導く菩薩である。僧形で、右手に錫杖(しゃくじょう)、左手に宝珠(ほうじゅ)をもち、袈裟を著け、踏割蓮華の上に正面を向いて立つ。阿弥陀来迎図(あみだらいごうず)と同じように、雲に乗って来迎する形をとっており、雲は背後にたなびいている。光背(こうはい)から放射状に光が広がっているのは、珍しい図柄である。鎌倉時代の写実的な傾向があらわれ、雲や衣文(えもん)の描写も巧みである。」とあります。また同資料によりますと、大きさは縦119.5cm、横54.2cm。国の重要文化財(明治33年4月7日指定)です。カラー写真あり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 仏像 (718 8版)
- 参考資料
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- 1 大津の文化財 大津市教育委員会∥編集 大津市教育委員会 1998年 SB-7011- 98 p.113
- キーワード
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- 明徳院
- 重要文化財
- 仏像
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000107235