レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018/8/17
- 登録日時
- 2018/11/29 00:30
- 更新日時
- 2024/03/29 00:33
- 提供館
- 金沢市図書館 (2310230)
- 管理番号
- 玉川-000681
- 質問
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解決
【玉川町(たまがわちょう)周辺の工場について】 戦前・戦中に玉川町(金沢市)近辺に軍需工場があったという記録はないか。
- 回答
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『北陸専売事業60年の歩み』(11913575)
p.97「昭和13年に入ると、満洲、中華民国など日本の経済圏に入った地域に対して、原料葉たばこを供給する必要が増し」
p.98「大陸における日本経済圏に対し原料の供給増加をはかる必要があり、耕作面積を拡充することにした」
p.188「工場疎開の方針により、前述のように品川工場の両切紙巻たばこ製造機械の一部が金沢工場へ移設され、金沢工場で昭和19年から両切の製造が開始されたのであるが」
旧専売公社金沢工場(現在は玉川図書館)では戦時中も一貫してたばこを製造していたと見られ、そのたばこが軍用に供されたことは考えられるが、軍需品を製造していた明確な記述は見つけられなかった。
『こども金沢市史 第2版』(109163805)p.234-235「軍需工場と物資の不足」
具体的な工場の所在地は記載がないが、金沢にあった繊維製品や工作機械の工場が軍需工場へ変わったことが記されている。
『金沢市史 資料編11 近代 1』(119647301)p.779-801「昭和13(1838)年8月 金沢工場要覧」
製造分野ごとに工場名、所在地、主要製品名等を一覧で見ることができる。市内の工場で昭和13年当時すでに軍需品を主要製品に挙げている工場もあった。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000246535