レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年02月06日
- 登録日時
- 2018/02/06 11:33
- 更新日時
- 2018/02/06 11:45
- 管理番号
- 島根郷2018-02-003
- 質問
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解決
松江藩の家老の家(代々家老6家)について、松江藩からもらっていた知行地がどこか知りたい(時に江戸中期から幕末ごろ)
- 回答
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当館所蔵資料より、以下の通り回答
【資料1】p269-270に「松平直政の治世ごろまでは知行が宛行制であったから、(中略)二代綱隆の世に至って、この知行宛行は蔵米取り、すなわち現物給の制度に変わり、以後踏襲されて明治維新に至っている。」とあり。
【資料2】p617に「松江・浜田の諸藩では、現在までのところ、ほとんど蔵前知行の方式をとり、地方知行の行われた形跡が認められない。しかし他地方の事例から推すと、おそらく前記諸藩でも地方知行が行われたと思われるが、史料的にこれを明らかにすることができない。」とあり
以上の2点から、松江藩は蔵米制であったことと、松江藩は藩制資料が残っていないことを説明した。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
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玉木勲『松江藩を支えた代々家老六家』等は調査済み
- NDC
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- 中国地方 (217 8版)
- 参考資料
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新修松江市誌.松江市誌編さん委員会 編 ,松江市, 1962.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001042391-00 (当館請求記号 郷貸出217.3/マ62) -
新修島根県史 1 通史篇1(考古・古代・中世・近世) 島根県 臨川書店 1984
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I003930851-00 (当館請求記号 092/790/1)
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新修松江市誌.松江市誌編さん委員会 編 ,松江市, 1962.
- キーワード
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- 松江藩
- 知行制
- 宛行制
- 蔵米取り
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000230092