レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2006/2/9
- 登録日時
- 2007/02/10 02:11
- 更新日時
- 2007/11/17 16:26
- 管理番号
- 都立図事-2006004650
- 質問
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昭和20年から昭和30年代の街頭紙芝居屋の数を知りたい。
- 回答
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信頼するに足る全国的な統計は見当たらなかったが、数字が掲載されている資料を3点紹介する。
資料1の民間諜報局の統計「第1地区(東日本)の紙芝居業界」によると、紙芝居屋数は、1947年4月に793人、1948年10月に3,933人となっている。また、「街頭紙芝居貸元データ(1947年4月)」(民間諜報局資料)では、都内の15社の紙芝居屋数が合計840人となっている。
資料2の文中には、「東京近辺の紙芝居屋の数を昭和21年1月は6人、8月は800人、末には1,500人になった。昭和23年には東京では2,000人を越え、全国では3万人に及んでいた」と書かれている。
資料3には、大阪府の場合、「紙芝居条例」により、紙芝居を営業するには、「紙芝居業者免許証」が必要であったことと、「大阪府紙芝居業者数(紙芝居免許証交付者数)」が、1950年から1984年まで掲載されている。大阪府以外でも幾つかの自治体では、「紙芝居業者条例」を定めているので、他の自治体でも交付者数を調査することで、新たな数値が得られる可能性がある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 大衆演芸 (779 9版)
- 参考資料
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- 【資料1】 紙芝居 : 街角のメディア / 山本武利∥著 / 吉川弘文館 , 2000.10 ( 歴史文化ライブラリー 103 ) K/779/5012/2000
- 【資料2】 紙芝居昭和史 / 加太こうじ∥著 / 旺文社 , 1979 K/779/9/79
- 【資料3】 紙芝居がやってきた! / 鈴木常勝∥著 / 河出書房新社 , 2007.2 ( らんぷの本 ) K/779.8/5011/2007
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000033287