レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2004/07/05
- 登録日時
- 2004/12/28 02:21
- 更新日時
- 2007/03/10 11:15
- 管理番号
- 都立図事-2004003287
- 質問
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明治末期に自動車運転免許試験はどこで行われていたか。
- 回答
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資料1により、運転免許の所持を義務付けたのは「自動車取締令」(大正8年1月11日 内務省令第1号)が最初であることがわかる。『大正年間法令全書 第8巻ノ3 大正8年』により、「自動車取締令 第15~21條」が「運転手免許證」に関する条文。従って明治末期には運転免許試験はなかったと思われる。
資料2には、吉田真太郎氏が明治43年に芝区田町に開いた「自動車運転修技所」から昭和初期までの自動車学校について記述あり。
これらにより、「自動車取締令」施行までは、試験制度はなく、運転技術養成機関で技術を習得して運転に従事したと思われる。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 陸運.道路運輸 (685 9版)
- 参考資料
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- 【資料1】 自動車と人間の百年史 / 高田公理∥著 / 新潮社 , 1987.7 /6852/14/87
- 【資料2】 日本自動車工業史稿 第2 / [自動車工業会∥編] / 自動車工業会 , 1967 /5390/Z252/N1-2
- キーワード
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- 東京都
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000013580