レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/04/11
- 登録日時
- 2012/06/15 02:00
- 更新日時
- 2012/12/19 17:24
- 管理番号
- 滋2011-1702
- 質問
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解決
浄光寺(大津市大江三丁目)木造阿弥陀如来立像(裸形)の概要を知りたい。
- 回答
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『大津の文化財』によりますと、概要は「着衣を一切あらわさず、下腹部に蓮華形をつけるだけのいわゆる裸形阿弥陀像。寺伝によれば、もと摂津国多田村(兵庫県川西市)に伝来したという。裸形像は阿弥陀の他にも地蔵菩薩(じぞうぼさつ)や弁才天(べんざいてん)などの例があるが、遺品は鎌倉時代以降のものが知られる。布製の衣を着せることにより、より現実的な表現をめざしたのであろう。本像の左手は通常の来迎印(らいごういん)とは異なって掌を後方に向けており、礼拝者への何らかのはたらきかけの動作を示すものかもしれない。」とあります。また同資料によりますと、像高100.2cm。滋賀県指定文化財(昭和57年3月31日指定)です。カラー写真あり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 仏像 (718 8版)
- 参考資料
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- 1 大津の文化財 大津市教育委員会∥編集 大津市教育委員会 1998年 SB-7011- 98 p.256
- 2 仏像レファレンス事典 日外アソシエーツ株式会社∥編 日外アソシエーツ 2009年 R-7180-ニ p.62
- キーワード
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- 浄光寺
- 滋賀県指定文化財
- 仏像
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000107152