レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007年10月16日
- 登録日時
- 2016/11/15 16:44
- 更新日時
- 2016/11/15 16:44
- 管理番号
- POLA-2016-005
- 質問
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日本の美容師の最初を知りたい
- 回答
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日本人初の美容資格取得者は不明。日本理容美容教育センターなどに問い合わせるとわかるかもしれない。
日本初の美容室は、明治30年(1897)横浜オリエンタル・ホテル理髪部に芝山兼太郎が婦人部を併設した時とされる。ただし利用者は外国婦人限定。日本の一般女性を対象にした美容室は、遠藤波津子による明治39年(1906)開店の「遠藤理容館」とされている。
大正7年(1918)に全国に先駆けて大阪で理・美容師試験制度が公布、翌8年に第一回の理髪試験を実施。戦前の資格制度は各府県ごとに取り締まりを受け、美容と理容の規則は同一のものだった。
初期の美容学校には、大正2年(1913)東京女子美髪学校、大正3年(1914)私立日本女子美髪学校、大正5年(1916)大阪美髪女学校などがある。
- 回答プロセス
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『モダン化粧史』(ポーラ文化研究所)、『美容現代史』(日本理容美容教育センター)などをもとに回答
- 事前調査事項
- NDC
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- 理容.美容 (595 9版)
- 商業経営.商店 (673 9版)
- 参考資料
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日本理容美容教育センター. 美容現代史. 日本理容美容教育センター, 1970.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001189060-00 -
ポーラ文化研究所 編著 , ポーラ文化研究所. モダン化粧史 : 粧いの80年. ポーラ文化研究所, 1986. (化粧文化シリーズ)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001944011-00 , ISBN 4938547104
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日本理容美容教育センター. 美容現代史. 日本理容美容教育センター, 1970.
- キーワード
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- 美容師
- 美容院
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000199675