レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015/10/05
- 登録日時
- 2015/12/21 00:30
- 更新日時
- 2016/03/27 14:28
- 管理番号
- HS-15022002
- 質問
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解決
小仏の関所にある、尾崎行雄が書いた石碑の全文が原文で見たい。
- 回答
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生涯学習センター図書館所蔵資料のうち、多摩地域の文学碑や墓碑をまとめた資料である『多摩文学散歩』(1996年 有峰書店新社)の目次をみると、「五、八王子地方 八王子市」に、駒木野宿(小仏関所跡・先賢彰徳碑)p.368とあり、p.369に「先賢彰徳碑(昭和五年建) 碑面額部の「先賢彰徳碑」は、憲政の神様といわれた尾崎咢堂の筆。」と記載されています。碑陰第一行は、「すがすがし関所の跡の松風にとこしへ聞くは大人(うし)たちのこゑ 与謝野 寛」。和歌に続き碑文があり、著者がこの碑文に若干の語釈をつけた書き下し文が記載されていますが、原文はありません。
自館所蔵検索で「八王子 石碑」と検索すると、中央図書館所蔵資料がみつかりました。まず『多麻金石文』(2010年 晴耕書屋)を見ると、「先賢彰徳碑」p.81~和歌とともに、漢文が掲載されています。書き下し文の他、尾崎行雄、与謝野寛、落合直文、堀秀成についての簡単な解説もあります。そしてもう一つの『八王子金石誌』(1966年 多摩文化研究会)には、p.13-15に原文のみの記載があります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- B11701782 八王子金石誌 村田 光彦/編 八王子 多摩文化研究会 1966 22
- B11454117 多摩文学散歩 横山吉男/著 有峰書店新社 1996.12 910.2 4-87045-215-4
- キーワード
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- 先賢彰徳碑
- 石碑
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000186157