レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
[転記用URL] https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000195946提供館 (Library) | 滋賀県立図書館 (2110049) | 管理番号 (Control number) | 滋2016-0020 | ||||||||||||||||||||
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事例作成日 (Creation date) | 登録日時 (Registration date) | 2016年08月18日 00時30分 | 更新日時 (Last update) | 2016年08月18日 00時30分 | |||||||||||||||||||
質問 (Question) | 2016年1月31日付の毎日新聞の女の気持ち欄に、どてんしゃという、百人一首の読み札を使った遊びのことが紹介されていた。実際にどうやって遊ぶのかわかる資料はないか。投稿者は、70代の女性で、小さいころ滋賀県にある実家で遊んだとある。 遊びの概要は、次の通り ・百人一首の絵札だけで遊ぶ。 ・山部赤人など、小さな烏帽子(えぼし)をかぶった階級の人たちを「どてんしゃ」と呼ぶ。天皇の名は「だいつき」など、大臣、姫と絵札ごとにそれぞれ、独特の名前が付いている。 ・階級をしりとりしながら、あらかじめ配られた絵札を出していき、早くなくなった人が勝ち。 | ||||||||||||||||||||||
回答 (Answer) | 『滋賀県百科事典』や『近江神宮とかるた』、『百人一首かるたの世界』をはじめ、市町村史の民俗に関する項目を確認しましたが、どてんしゃに関する記述はありませんでした。 この言葉に関係する事柄がないか、滋賀県の方言についても確認しましたが関連する記述はありませんでした。 当館の職員にも確認しましたが、どでんしゃもしくは類似の遊び方を知っている職員はいませんでした。 『室内ゲーム・遊び』に、紹介されている百人一首かるたを使った遊び「色冠・青冠」が、どてんしゃに近い遊びではないかと考えられます。この遊びは2人ずつ組んで4人で勝負するとあり、「〔ゲームの進め方〕組んだ同士、向かい合って座り、親は百枚の札を等分に4人にくばります。ゲームのやり方は、親から1枚出し、次の右隣りの人は、前の人が出した札と同じ種類の札を出して受け、さらに1枚自分の好みのカードを出します。種類は札を見るとわかりますが、黒い冠をつけた侍(黒冠)黒以外の色の冠をつけた侍(色冠)、姫、立烏帽子、横烏帽子、矢五郎、僧侶に分けられます。(後略)」 | ||||||||||||||||||||||
回答プロセス (Answering process) | |||||||||||||||||||||||
事前調査事項 (Preliminary research) | |||||||||||||||||||||||
NDC |
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参考資料 (Reference materials) |
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キーワード (Keywords) |
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照会先 (Institution or person inquired for advice) | |||||||||||||||||||||||
寄与者 (Contributor) | 備考 (Notes) | ||||||||||||||||||||||
調査種別 (Type of search) | 事実調査 | 内容種別 (Type of subject) | 郷土 | 質問者区分 (Category of questioner) | 社会人 | ||||||||||||||||||
登録番号 (Registration number) | 1000195946 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) | 未解決 |