レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018/5/25
- 登録日時
- 2018/05/26 11:40
- 更新日時
- 2018/05/30 18:00
- 管理番号
- 島根参2018-05-002
- 質問
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解決
1964年東京オリンピックで聖火ランナーが島根県を走った時の日程、コース、ランナーの人数、当時の様子がわかるものがあれば見たい。
- 回答
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昭和39年(1964年)9月21日~24日(23日は予備日)に、聖火が通過しています。
◆ 当館所蔵から以下の資料を紹介。
【資料1】 『聖火リレー』 (オリンピック東京大会国内聖火リレー島根県実行委員会)
p7 聖火リレー県内コース
p14~17 オリンピック東京大会島根県内聖火リレーコース区間別一覧表 (※11市町村、79区間、138.105km)
p25~26 聖火リレー隊走者割当表 (※ 正走者:79 副走者:158 随走者:1580 計1817)
p27~28 高校・高専・短大・大学・正副走者人員割当表
p29 一般市町村随走者人員割当表
【資料2】 『激動二十年 島根県の戦後史』 (毎日新聞西部本社)
p206 オリンピック聖火リレー通過
三十九年九月二十一日午後五時、遠くアテネから引き継がれてきたオリンピック聖火が広島から本県にはいった。 飯石郡赤来町に一泊した聖火は二十二日県庁に到着。 松江市民空前の出迎えを受け歓声と拍手のアラシに包まれて県庁に保管された。 翌二十三日は予備日でリレーはお休み、二十四日正午過ぎ鳥取側へバトンタッチされた。 この間、県庁リレー動員された青少年男女は千八百十九人。 使用済みのトーチは希望学校などに配られ、感激をいつまでも伝えている。・・・(後略)・・・
◆ 当館所蔵マイクロフィルム 『島根新聞 (島根新聞社発行)』 を調査。 以下の記事を紹介。
【昭和39年9月19日(土)12面 オリンピック聖火がゆく 明るい希望の灯をともして】
※ 区間、距離、通過時間が地図に示されている。
【昭和39年9月20日(日)1面 聖火あす島根路へ 千八百の若人がリレー】
「国内リレー第一コースの聖火はいよいよあす二十一日夕刻、広島県から島根県入りし、十一市町村、百三十八・一〇五キロメートル、七十九区間のコースを千八百十七人の若人たちにリレーされ、二十四日午後零時十四分に鳥取県に引き継がれる。・・・(後略)・・・ 」
※ コースの図有り
【昭和39年9月21日(月)1面 聖火きょう島根入り 夕方赤名トンネルから】
※ 21日聖火の通過時間の記載あり
【昭和39年9月21日(月)6面 島根県内聖火リレー正走者】
※ 名簿、正走者の写真あり
【昭和39年9月22日(火)1面 やってきたオリンピアの火 赤名トンネルくぐりきょう夕方県庁前へ】
※ コースの図、写真あり
【昭和39年9月22日(火)6面 聖火に歓迎のうず 花と旗の町に大歓声】
※ 写真4枚
【昭和39年9月22日(火)7面 】
※ 22日聖火の通過時間の記載あり
【昭和39年9月23日(水)1面 聖火秋の島根路に燃える 感激にわく県庁前歓迎式典に五万人】
※ 写真2枚
【昭和39年9月23日(水)9面 三刀屋町役場中継点で引き継がれる聖火・三刀屋町地内の斐伊川土手をひた走る・女性だけの聖火隊、出雲市上大津町をいく・夕日にそまった宍道湖岸を一路松江へ・出雲市中町アーケード街をいく聖火】
※ 写真5枚
【昭和39年9月23日(水)10面 走る聖火どよめく町と村】
※写真4枚
【昭和39年9月23日(水)11面 28年ぶりに見る聖火リレー 点火方法などそのまま】
※ 聖火リレーコース、24日の聖火通過時間の記載あり。
【昭和39年9月25日(金)1面 聖火無事鳥取へ 雨の県境で引き継ぎ式】
※ 写真1枚
【昭和39年9月25日(金)6面 さよなら聖火島根路を去る なごりを惜しむ人波】
※ 写真8枚
◆ 以下のインターネット情報を紹介
Tokyo2020 NHK情報サイト | NHK http://www.nhk.or.jp/tokyo2020/ (最終確認2018/5/26)
トップ>ふるさとで2020を体験する>島根県 http://www.nhk.or.jp/tokyo2020/experience/shimane/
「島根県の聖火リレー」
竣工したばかりの赤名トンネルを通って島根県に入った第1コースの聖火は、1964年9月21日、バス路線雲芸線(うんげいせん)の赤名駅(あかなえき)に到着しました。翌22日は、標高500mの飯南町(いいなんちょう)から標高3メートルの島根県庁まで一気に中国山地を駆け下りました。大勢の観衆が見守る山道で若者が聖火をつなぎます。松江市内に入った聖火は、宍道湖(しんじこ)のほとりを駆け抜けて島根県庁に入りました。この日の走行距離は、103.5㎞に及びました。9月24日、聖火は島根県庁を出発して古来より数々の伝説が残る安来市(やすぎし)へ。そして、隣接する鳥取県米子市のランナーに聖火は託されました。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- スポーツ.体育 (780 8版)
- 日本史 (210 8版)
- 参考資料
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【資料1】オリンピック東京大会国内聖火リレー 編 , オリンピック東京大会国内聖火リレー. 聖火リレー. オリンピック東京大会国内, 1964.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I069043996-00 (当館請求記号 郷097.8/14 ※貸出禁止資料) -
【資料2】柳本 見一/編 , 柳本‖見一. 激動二十年 : 島根県の戦後史. 毎日新聞西部本社, 1965.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I038213166-00 (当館請求記号 郷貸出210.7/ヤ65)
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【資料1】オリンピック東京大会国内聖火リレー 編 , オリンピック東京大会国内聖火リレー. 聖火リレー. オリンピック東京大会国内, 1964.
- キーワード
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- オリンピック東京大会
- 聖火リレー
- ランナー
- 島根県
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000236468