レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007年10月28日
- 登録日時
- 2007/10/28 21:54
- 更新日時
- 2007/10/28 21:54
- 管理番号
- 松中央-07-13
- 質問
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「やまごえのひよくづか」について調べたい。
- 回答
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[参考資料]欄の以下の資料を提供。
『愛媛県百科大事典 上』(愛媛新聞社・1985)
→ 比翼塚についての記載はないが、P.315に「軽太子・軽大郎女」の項目あり。
『ふるさとみてある記-広報まつやま総集版-』(松山市・1997)
→ P.60に「比翼塚」について地元の方への聞書きあり。
『松山のむかし話 伝説』(松山市教育委員会・1989)
→ P.226に「姫原」の由来 として軽太子、軽大郎女の伝説、塚、神社の説明あり。
『しみず 副読本』(松山市立清水小学校・1990)
→ P.149~156に小学5年向け国語科の副教材として物語仕立ての「軽の兄妹」あり。
『ふるさと勝山』(松山市立勝山中学校・1990)
→ 中学生向けの郷土学習教材。P.209~210に「姫原と軽太郎女」あり。
- 回答プロセス
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(1)質問者(小学生)に聞き取り。「やまごえ」は松山市の地名・町名の「山越」であり、そこにある旧跡「ひよくづか」を調べたいとのこと。
(2)『愛媛県百科大事典』で「比翼塚」を探すが、項目自体なし。
(3)『ふるさとみてある記』の索引で「比翼塚」をひく。姫原に「木梨軽太子・軽大郎女皇女」を祭った塚があるとの記述あり。
(4)再度『愛媛県百科大事典』を確認。「軽太子・軽大郎女」の項目あり。
(5) (3)、(4)を紹介するほか、姫原が含まれる地域の郷土史関係の資料や郷土の文学に関する資料(参考資料欄参照)の中から、小学生にも使えそうなものを紹介。
- 事前調査事項
- NDC
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- 四国地方 (218 8版)
- 参考資料
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- 『愛媛県百科大事典 上』(愛媛新聞社・1985)|L031/エ/1
- 『ふるさとみてある記-広報まつやま総集版-』(松山市・1997)|L291.83/フ
- 『松山のむかし話 伝説』(松山市教育委員会・1989)|L388/マ
- 『しみず 副読本』(松山市立清水小学校・1990)|L218.3/シ
- 『ふるさと勝山』(松山市立勝山中学校・1990)|L218.3/フ
- 『郷土清水』(清水公民館・1994)|L218.3/キ (P.56~63に軽之神社、比翼塚、姫原等について説明あり。(この資料には、比翼塚と軽太子、軽皇女との伝説に直接の関連があるというような記述はない。))
- 『愛媛県史 文学』(愛媛県・1984)|L218.3/エ/9 (P.31~35 第四節 人物の往来「軽太子と大郎女」)
- 『愛媛文学手鏡』(愛媛文学叢書刊行会・1987)|L910.29/エ (本書は”読み物としての愛媛文学史”。P.15~18に「姫原の比翼塚-軽太子と軽大郎女哀話-」あり。)
- キーワード
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- 比翼塚
- 軽太子・軽大郎女
- 姫原(松山市)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 「姫原」、「山越」ともに松山の地名(町名)。町域は接しています。
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 小中学生
- 登録番号
- 1000038486