レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2006年10月26日
- 登録日時
- 2006/10/26 13:06
- 更新日時
- 2017/12/15 12:46
- 管理番号
- 6671
- 質問
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徳寿軒宛ての書簡文が見たい。
- 回答
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・宗鑑翁遺墨展 宗鑑歿後450年忌特別展 宗鑑翁遺墨特別展実行委員会/[編] 江甫草史談会 2003.11
に書簡文が掲載されておりましたので、以下に全文をご紹介します。
・宗鑑筆 「徳壽軒の人々宛書簡」興昌寺蔵
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尚々毎事御懇之儀共
有難存候 捻恐入存候
昨夕ハ 御懇預 御切紙候
過分存候 先々先度者 事外之
思出不及 是非候 誠ニ 被入
御心候て 忝存候 将亦大事之 御
託宣只今 返信申候 又 御意之
色紙十枚 進之候 以参上
御礼可申述候 恐々敬白
二月十七日 宗鑑(花押)
徳壽軒 人々御中
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(※解説文の要約)
・年代不詳
・「一夜庵」から宗鑑の親友仲間に宛てたもの
・傭書家でもあったことから、紙は一番大切なものであったと考えられる。
そのため御礼に「色紙を10枚進呈」しようとの書簡である。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 書.書道 (728)
- 参考資料
- キーワード
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- 香川県
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- googleなどで当館HPで「徳寿軒宛ての書簡」という言葉が検索されたので質問されたようだ。
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000031204