レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007/02/20
- 登録日時
- 2007/09/13 02:11
- 更新日時
- 2024/03/30 00:31
- 管理番号
- M07030310158479
- 質問
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太平洋戦争末期、砂糖で航空燃料をつくる会社が山口にあった。その会社について知りたい。
- 回答
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新聞記事(昭和の読売新聞CD-ROM版)や,社団法人糖業協会編『製糖技術史-原初より近代まで』p.211などによると,太平洋戦争のころ砂糖を原料とする航空燃料としてブタノール生産を行った。社団法人日本エネルギー学会編『バイオマスハンドブック』p.166-167でも,発酵法によるブタノール生産を行ったとあるが,会社名の記述はなかった。手掛りを得るためウェブ検索で”砂糖 ブタノール 航空燃料 会社”で検索したところ、「協和発酵のルーツ、それは発酵法と合成法を用いて「砂糖から航空燃料をつくる」ことでした。」という一文が協和発酵のHPに出ている。協和発酵創立50周年社史編纂委員会編『それからそれへ-協和発酵50年の軌跡と新世紀への礎』を見ると、p15~19に「東亜化学興業㈱」が設立と同時に防府(山口県)に工場を建設し、南方占領地からの砂糖を使用して航空燃料を生産したという記述があった。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 企業.経営 (335 9版)
- 参考資料
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- 協和発酵創立50周年社史編纂委員会編『それからそれへ 協和発酵50年の軌跡と新世紀への礎』 協和発酵工業,2000,p.15-19. 社団法人糖業協会編『製糖技術史-原初より近代まで』丸善プラネット,2003,p.211. 社団法人日本エネルギー学会編『バイオマスハンドブック』オーム社,p.166-167.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2007030310154358479
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000037437