大字にあたる地名が記載された古地図(原資料または複製資料)は確認できませんでしたが、古地図の情報を編集して二次的に作成した次の資料から、大字の情報を確認できました。
・『真岡市史 第5巻 民俗編』(真岡市史編さん委員会/編 真岡市 1986)
附録「真岡市小字集成」(1枚)
「昭和52年に真岡市が市内の古地図や、地域の方々からの聞き取りをもとに作成した「真岡市字限図」に準拠したもの」と記されています。大字、小字が記されています。
・『宇津家桜町四千石』(谷畑盛/著、発行 1983)
p.295-296「物井村横田村 元禄6年10月の状況(集落の状況)」
「東物井村豊田光〔キ※〕氏所蔵のものを縮小写もの」と記されています。 ※七が三つの「キ」。「喜」の異体字。
図中に補記された「現在(昭和56年)の物井と横田」図には大字が記されています。
なお、次の資料にも古地図の掲載がありましたが、字の記載は確認できませんでした。
・『二宮尊徳と報徳仕法 栃木県立博物館第55回企画展図録』(栃木県立博物館/編 栃木県立博物館 1996)
p.34「桜町三か村絵図」 真岡市 橋本惣平氏所蔵 ※元禄6年(1693)の絵図
※図版の文字が小さいため、目視では大字があるかどうか判別することができません。
・『栃木県における二宮尊徳の足あと』(福田富治/著 宇都宮報徳会 1990)
p.27「桜町陣屋附近旧建物位置」
次の資料は、古地図の掲載そのものを確認できませんでした。
・『真岡市史 第7巻 近世通史編』(真岡市史編さん委員会/編 真岡市 1988)
・『二宮尊徳関係資料図鑑 神奈川県文化財図鑑 歴史資料篇』(神奈川県教育庁社会教育部文化財保護課/編 報徳文庫 1990)
・『二宮尊徳と桜町 桜町陣屋・蓮城院を中心として』(荒木光胤/著 荒木光胤 1986)