レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2010/12/18 02:00
- 更新日時
- 2010/12/20 09:49
- 管理番号
- 2010-127
- 質問
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1939年(昭和14年)にサウジアラビアを訪れた三土技師の報告書はありますか?
- 回答
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1939年、日本とサウジアラビアとの間の修好条約締結交渉のため横山正幸駐エジプト公使一行がサウジアラビアに出張しましたが、一行はその際に見聞した諸事実などをもとに、同国の政治、外交、経済、教育、風俗習慣などに関する詳細な報告書を作成しました。
三土技師とは、石油その他の鉱物資源調査のため、横山公使一行に随行した三土知芳(みつち・ともよし)商工技師のことで、三土は1939年5月付で「『サウード、アラビア』国ニ於ケル石油『コンセッション』問題」という報告書を日本政府に提出しました。同報告書は、サウジアラビアの石油事情及び同国と日本との石油利権交渉問題につき詳細に記述しており、外務省記録「南米其他ニ於ケル帝国ノ利権問題関係雑件 鉱山関係」に含まれています。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
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- 昭和戦前期
- 1930年代(昭和5年~14年頃)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000075513