レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013/12/22
- 登録日時
- 2014/01/06 00:30
- 更新日時
- 2014/02/12 09:43
- 管理番号
- 6000014121
- 質問
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解決
現在の豊中市島江地域は、江戸時代には何藩の所領であったかわかる本はあるか。
- 回答
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『新修豊中市史第1巻 通史1』などによると、嶋江村(現在の島江地域)は旗本大嶋氏(雲八系)の所領であった。
- 回答プロセス
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『新修豊中市史 第1巻 通史1』(豊中市)p490-491「正保2、3年(1645、46)ごろにおける豊中市域の所領構成」によると、嶋江村の領主は大嶋茂兵衛(義唯)p494-498に「旗本大嶋氏の所領」の項があり、p497には大嶋氏の略系図がある。これによると大嶋義唯の子孫は雲八の名を引き継いでいる様子。さらにp613-615「義也系(雲八系)大嶋氏の場合」の項にも、所領に嶋江村の名があり。
『日本歴史地名大系 大阪府の地名1』(平凡社)p280「島江村」には、寛永-正保期(1624-48)の摂津国高帳に「島江村 椋橋庄」とみえ、旗本大島茂兵衛領、以後同家に伝えられて幕末に至るとあり。
このほか『郷土 庄本の歴史を中心として』(郷土の歴史研究会)『豊能郡庄内村誌』(豊中市立教育研究所)を調べたが、嶋江村の領主についての記載はなかった。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 9版)
- 参考資料
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- 『新修豊中市史 第1巻』豊中市史編さん委員会/編集(豊中市)
- 『日本歴史地名大系28‐[1]』(平凡社)
- キーワード
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- 島江(シマエ)
- 豊中(トヨナカ)
- 歴史
- 江戸時代
- 旗本
- 大嶋氏(オオシマシ)
- 庄内(ショウナイ)
- 椋橋庄(クラハシノショウ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000143021