レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2008/10/18 13:02
- 更新日時
- 2008/12/24 17:33
- 管理番号
- くすかぜ-3
- 質問
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解決
100年前の日露戦争下の佐賀について知りたい。
- 回答
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日清戦争のあと、朝鮮半島と満洲の統治をめぐり、日本とロシアは対立し、日露戦争が勃発しました。(1904年2月)
日本軍は遼東半島の旅順要塞を3回の総攻撃により陥落させ、その勢いで満洲地方の首都奉天も陥落して陸上戦の大勢を日本有利に決しました。(1905年1月)この奉天での戦いには、佐賀県出身の歩兵部隊である第24旅団・第48連隊、第23旅団・第24連隊が参加しています。
この激戦で、日本・ロシアの両国は共に国力を消耗し、互いに戦争が続行不可能に陥ったため、アメリカの斡旋により、ポーツマスで講和条約を結びました。(1905年8月)
その講和の内容に、日本国民が期待したような領土割譲や賠償金は含まれていなかったため、同年9月東京では不満をもった群衆による日比谷公園焼打事件がおこりました。同時期、佐賀市内でも県内4新聞記者(佐賀新聞社など)が中心となって講和反対集会が開催され、翌月には同市内の劇場で1,800人が参加した非講和佐賀県民大会が開催されました。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 歴史 (2 9版)
- 参考資料
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佐賀県大百科事典 佐賀新聞社佐賀県大百科事典編集委員会 佐賀新聞社 1983年8月
(資料コード111561577
請求記号LR/031 /SA15 / ) -
国史大辞典第11巻 国史大辞典編集委員会 吉川弘文館 1990年9月
(資料コード111554036
請求記号R /210.03 /KO53 /11 ) -
ビジュアル・ワイド 明治時代館 (著者名なし)
小学館 2005年12月 (資料コード114083165
請求記号LR/210.6 /ME25 ) -
佐賀この100年 佐賀新聞社報道部 佐賀新聞社 1984年10月
(資料コード111340212
請求記号219.2 /SA15 / ) -
佐賀県の人物と遺跡 佐賀県教育委員会 佐賀県教育委員会 1968年
(資料コード111150520
請求記号219.2 /SA15 )
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佐賀県大百科事典 佐賀新聞社佐賀県大百科事典編集委員会 佐賀新聞社 1983年8月
(資料コード111561577
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000048201