レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年08月10日
- 登録日時
- 2014/08/03 11:32
- 更新日時
- 2014/12/11 16:56
- 管理番号
- 吹-10-2014-018
- 質問
-
解決
吹田市(すいたし)の市民の木がくすのきになったきっかけを知りたい。
- 回答
-
昭和53年4月10日の『市報すいた』に「市民の木『クスノキ』に決まる」とのタイトルで掲載。
いきさつ:当時2月10日から1カ月の公募期間があり、選定委員会によって2日間の話し合いがもたれた。
選定基準は応募結果を反映させる意味で、「キンモクセイ」「サクラ」「クスノキ」「イチョウ」「ポプラ」の5種類から選定。
最終的にくすのきに選ばれた理由としては、①市のシンボルとして次の世代に引き継いでいけるもの、②学校や公園など緑化の中核という点から中木・高木がふさわしい、③害虫に強く、維持管理がしやすい、長命であるなどの理由があり、識者の意見も取り入れつつ検討されたとの旨が記載。
「キンモクセイ」についても、“第二の市民の木”として、緑化推進の樹木とするよう配慮を求めた意見も当時あった。
※利用者から特に問い合わせはなかったが、同じく吹田市の市民の花・さつきは、昭和45年に公募で決定したとの記載が吹田市ホームページにあり。
- 回答プロセス
-
『吹田市史』など記述なし。吹田市のホームページにはくすのきの特徴と昭和53年にくすのきに制定された、とあったがきっかけまでは記載なし。昭和53年に制定されたことが分かっているので、当時の『市報すいた』を見てみると、上記の回答が判明した。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 地方自治.地方行政 (318 8版)
- 参考資料
-
- 『市報すいた 縮刷版』第1巻 昭和25年8月15日~昭和53年11月25日 吹田市市長室広報課/編集 1990
- キーワード
-
- 吹田市(すいたし)
- 市民の木
- くすのき
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000157381