レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2005年07月02日
- 登録日時
- 2005/12/15 14:06
- 更新日時
- 2007/05/01 16:52
- 管理番号
- 福井県図-20050702-2
- 質問
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解決
「赤毛のアン」シリーズと、「あしながおじさん」で、話の筋が省略されておらず、良訳のものはどれか。子ども向けに探している。
- 回答
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「赤毛のアン」は、掛川恭子訳 完訳クラシック赤毛のアンシリーズ(講談社)
「あしながおじさん」は、遠藤寿子訳 少年少女文学全集(岩波書店)(正・続あしながおじさんを所収)が適当と回答。
「続あしながおじさん」が不必要ならば、坪井郁美訳(福音館書店)もおすすめ。
- 回答プロセス
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「赤毛のアン」シリーズと「あしながおじさん」の訳について書かれたものがないか、自館OPAC、NDL-OPACの雑誌記事索引などで検索。参考になりそうな雑誌記事(下記)があった。
「『赤毛のアン』いま・むかし-松本侑子訳と村岡花子訳-」(「日本児童文学」第44巻5号 1998 p.100~108)
この記事によると、村岡花子訳は、省略や、誤記があるとの記述があった。
主な選定リスト(参考資料1~3)で、どの訳が選ばれているかを調査。
自館所蔵のシリーズを実際に見て検討。
以上のことを総合的に見て、回答した。
- 事前調査事項
- NDC
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- 小説.物語 (933)
- 参考資料
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- 私たちの選んだ子どもの本 1991 東京子ども図書館 (K028/W/1B 1020557383)
- 図書館でそろえたいこどもの本 2 1994 日本図書館協会 (K028/T/1-2B 1020587190)
- 新・こどもの本と読書の事典 2004 ポプラ社 (K019.5/シンコ 1020714281)
- キーワード
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- 赤毛のアン
- あしながおじさん
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000026779