レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2008/04/28
- 登録日時
- 2009/07/16 02:10
- 更新日時
- 2009/07/24 12:57
- 管理番号
- 10-5E-200905-01
- 質問
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解決
江戸時代の大阪で、付け火などで火災をおこした罪人を処罰・取締りしていた機関はどこか知りたい。
- 回答
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「大坂町奉行所の役掛」の「盗賊役」の項に「殺人・火附・盗賊・博突等すべての刑事事件を担当した」とあり。
(『大坂町奉行と刑罰』(清文堂出版,1990) p.62より)
- 回答プロセス
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1.フリーワード“大坂”ד刑罰”で自館検索。
『大坂町奉行と刑罰』 (清文堂出版,1990)
「大坂町奉行所の役掛」として、p.62の「盗賊役」の項に「殺人・火附・盗賊・博突等すべての刑事事件を担当した」とあり。
『大阪商業史資料 第14巻 』 (大阪商工会議所,1964) ざっと見る限り、有用か判断できず。
2.大阪府立中之島図書館 おおさかページ 大阪文献データベース(http://refdb.library.pref.osaka.jp/cdb0100.asp 2009.5.13確認)
“消防”、“火災”をキーワードに検索するが、めぼしいものはなし。
3.当館所蔵関連資料調査
『新修大阪市史 第10巻』(大阪市,1996)の索引より、“火事”“火災”関連の項目でめぼしいものなし。
“消防”の項目から、同第4巻p.3,p.181,p.186を見るが、江戸時代の大阪の消防制度についてのみで、刑罰についての記述はなし。
『大阪市消防の歴史 -大阪市消防発足20周年記念』(大阪市消防局,1968)
p.17「<夜四ツ時以降をたて可申之事、投火夜番の物心得之事」、
p.19「火の用心可致之事、並不審成者可捕来之事」、
p.22「…夜中年寄月行事相廻、不審成者有之候はば召捕…」など、付け火に関する事項はあるが、役職についてはなし。
- 事前調査事項
- NDC
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- 法制史 (322 9版)
- 参考資料
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「大坂町奉行と刑罰」 藤井 嘉雄/著 清文堂出版,1990
ISBN 4-7924-0292-1<当館書誌ID:0000243039>
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「大坂町奉行と刑罰」 藤井 嘉雄/著 清文堂出版,1990
- キーワード
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- 大坂
- 刑罰
- 火災
- 消防
- 大坂町奉行
- 大阪府大阪市
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000056451