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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
金沢市図書館 (2310230)管理番号
(Control number)
玉川-000729
事例作成日
(Creation date)
2019/2/7登録日時
(Registration date)
2019年03月21日 00時30分更新日時
(Last update)
2020年07月15日 00時30分
質問
(Question)
【御供田村及び土屋又三郎について】  以下の事項について知りたい。
1.御供田村とは現在の金沢市のどこか。
2.御供田の現在に至るまでの地名の変遷。
3.御供田とは宮社の社地であったことを指すのか。
4.どこの宮社の社地か。
5.御供田はどこの藩領、給人知か。
6.御供田村の村高。
7.土屋又三郎家の持高。
8.又三郎の配下の村名。
9.草苅に行く入会の山はどこか。
10.十村役、引越十村について書かれた資料。
回答
(Answer)
1~4については、地名辞典で把握が可能。
『角川日本地名大辞典 17 石川県』(118552562)p.373より抜粋すると、地名の由来は「かつて増泉にあった神田神社の神田であったことによるというが不詳」(出典は『石川郡誌』)とある。同書によると、御供田村は明治22年に米丸村の大字となり、昭和10年金沢市神田町となっている(なお、御供田村の現在の金沢市御供田町とは別の場所)。住居表示導入に伴い、昭和42年神田1~2丁目などに変更されている。
村には神田神社と白山社があったと記載されている。
5については、『石川県立郷土資料館紀要 第11号 加州三郡高免付御給人帳』(11906958)(同書では内容を寛文10年と推定している)p.48に御供田村の記載あり。村高は787石で、又三郎の扶持のほか15人の給人による相給となっている。
6については、『加能越三箇国高物成帳』(119727879)に、各村の寛文10年と江戸後期の草高がまとめられている。御供田村はp.79にあり、いずれも787石と記載されている。
『日本歴史地名大系 17 石川県』(118287258)p.1038に、「正保郷帳」と「天保郷帳」の数字がまとめられています。(正保は708.945石、天保は787石と記載)。
7については、『近世北陸農業史』(11918497)p.76~77にかけて、又三郎の父勘四郎が承応2年に持高のうち田地二町八二分を御扶持高とされた旨と、寛文4年に勘四郎が没した後に又三郎も二町八二分を拝領している旨が記されている。『農業図絵』(11822585)(日本農書全集本)p.286~287の解題にも同様のことが記載されている。
なお、又三郎の持高については、『近世北陸農業史』p.80~82にかけて記載がある。
8については、『近世北陸農業史』p.77に「無組御扶持人十村として石川郡の十村たちを指導し」とある。無組御扶持人十村は、『加賀藩農政史の研究 上巻』(118546369)p.243に「郡の十村の首座」との記載あり。同書に十村の階層についての記載もあり。
なお、御供田村については『金沢市史 資料編9 近世7』p.91を見ると、「押野村太兵衛組」に属していることが確認される。同頁で「押野村太兵衛組」に属している37ヶ村を確認することが可能。
9については、又三郎の入会の山利用に関する具体的な記述は確認できず。
里方の入会林野使用に関して、『金沢市史 資料編9 近世7』(119763534)p.699~700の史料解説には、「石川郡泉・押野・八日市・日御子の四ヶ村に山役銀が割当てられている。里方村が山役銀を支払うことは、薪炭などによって、それなりの実入りがあったものと思われる。」と記されている。なお、『加能越三箇国高物成帳』を見ると、御供田村には「定小物成山役」が課されていることが確認される。
なお、『近世北陸農業史』p.51に又三郎が務めていた無組御扶持人十村について、「無組御扶持人十村は、御扶持人のうち配下を有しない十村で、郡内十村首座として十村の監督指導にあたり、また他郡御用にもあたるなど最高位の十村であった。」とあり、職務上の管轄範囲について記されている。
10の引越十村については、『加賀藩農政史の研究 上巻』p.241に「有能な十村乃至その子弟を遠隔地に転住させ、前任者の先組を支配させるもの」との記載あり。
『加越能近世史研究必携』(118341577)p.267には、「十村はその組の属する郡内より選出するのが通例であるが、適任者不在の場合に他郡より転任させたもの」とある。
十村役についての一般的な説明については、『富山県史 通史編3 近世 上』(11911456)や『金沢市史 通史編2 近世』(119896540)など自治体史にもまとめられている。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC 
参考資料
(Reference materials)
キーワード
(Keywords)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
登録番号
(Registration number)
1000253369解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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