レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018/4/24
- 登録日時
- 2018/07/28 00:30
- 更新日時
- 2024/03/29 00:33
- 提供館
- 金沢市図書館 (2310230)
- 管理番号
- 玉川-000639
- 質問
-
解決
【昭和町の金石街道について】 昭和町を通る金石街道は過去2回拡幅された。それはいつ頃か。
- 回答
-
『金沢市史 現代篇 下』(119562680) (1969年5月発行)
p.46-83 第一章 三、都市建設と都市計画
p.57昭和の都市計画
「当時の記録によると、この広い道路は昭和二年から三年にかけて完成し、総事業費七九蔓延、幅員は十九.一~二一.八二メートル、延長一、〇五〇メートルとなっている。第一期事業としては、次の三線が計画され現在完成している。金石街道昭和一〇~一一年、停東場・二万堂線昭和一一~一五年、富本町・三ツ口新町線昭和一五~二一年。金石街道は郊外電車を通じたために、整備拡幅したもので、金沢付近では極めて珍しい直線的なものであるが、市街地の部分は狭かったからこれを拡幅したものである。未完成の部分が長田町以北に残されていたけども、これは戦後になって、三十五年から着工し、三十九年ごろになってようやく開通完成し、これに先立つ三十四年中橋陸橋が完成して、やっと金石街道は全道改良されたことになる。」と記載あり。
『金沢の百年 年表 大正・昭和編』(109089889)
p.176 昭和11年(1936年)政治・経済
1月22日 金沢都市計画街路事業が都市計画石川地方委員会で可決された。10年度から7ヵ年継続事業、総工費は310万円、施工区間は(10年度)六枚町、中橋踏切間(11年度)中橋踏切、深川町間および駅前、玉井町間(12年度)玉井町、長土塀6番丁間(13年度)長土塀6番丁、富本町間(14年度)富本町、長町小学校間(15年度)木ノ新保、極楽橋間および橋場町、玄蕃町2番丁間(16年度)長町小学校、片町間。
p.190 昭和13年(1938年)政治・経済
7月18日 市は昭和10年度から施行中の都市計画事業は、12年度分を最後にいったん打切ることに決定した。軍事費増大に伴う政府の地方債起債の不許可方針によるもの。市の都市計画は結局、六枚町ー長田町小学校前間が完成ずみ、駅前合同運送横ー六枚町交番が年内完成予定で、他の三ツ口、極楽橋、玄番町の3線は未着手のまま打切られるわけ。
p.408 昭和35年(1960年)政治・経済
全長4,824メートルの金石街道改良工事の完工式が、寺中町大野湊神社参道入り口でおこなわれた。都市計画事業の一環として、県が昭和23年着工し、総工費7,894万円で投じたもの。
p.450 昭和38年(1936年)政治・経済
7月22日 石川都市計画地方審議会が開かれ、金石街道の長田本町から金石町まで4,853メートルの西側に、幅5.5メートルの歩道を38年度から42年度までの5ヵ年計画で新設する件などを決定した。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000239667