レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20120701
- 登録日時
- 2013/10/25 19:24
- 更新日時
- 2014/02/08 14:51
- 管理番号
- レファ演82
- 質問
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解決
今世界で一番使われている図書分類法は何か。
またその22版の中で「598.47」という分類は日本のNDC9版では何番になるか。
- 回答
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下記情報を提供する。
・世界で一番使われている図書分類は「デューイ十進分類法(Dewey Decimal Classification)」
・22版の「598.47」はNDC9版では「488.66」
- 回答プロセス
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図書の分類ということなので、
図書館学の資料より『資料組織概説』(田窪直規/共著、樹村房、2007)や『資料組織概説 分類編』(理想社、1998)の図書分類についての項目を見るとデューイ十進分類法であることがわかる。念のため『図書館用語辞典』(角川書店、1982)を見ると、デューイの項目にも世界で最も普及しているとの記載あり。
次に業務端末で「Dewey Decimal Classification」を検索語として検索。
『Dewey Decimal Classification A study manual and number building guide 22nd.』(Libraries Unlimited、2005)
がヒット。ここで「598.47」を探すと該当する項目が無い。この資料は21版から22版にかけて変更になった項目のみが収載されている。
『Dewey Decimal Classification and relative index volume2 Schedules 000-599 21nd.』で確認すると、598.47は「Sphenisciform(penguins)」とあり。辞書で調べるとペンギン目と判明する。
あとはNDC分類で該当項目を調査し、488.66とわかる。
- 事前調査事項
- NDC
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- 情報資源の収集・組織化・保存 (014 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 図書分類
- DDC
- NDC
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 係内演習 図書館
- 登録番号
- 1000139532