レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2008/01/19
- 登録日時
- 2008/02/02 02:11
- 更新日時
- 2024/03/30 00:32
- 管理番号
- M08011814563183
- 質問
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槇本楠郎(まきもとくすろう) について知りたい。
- 回答
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賀陽郡福谷村(現岡山市)出身の児童文学者。本名槇本楠男。1898(明治31)年8月1日~1956(昭和31)年9月15日。早稲田大学中退後、郷里で農業を営みながら創作を続ける。1922(大正11)年詩集『処女林のひびき』(成渓堂書店)を刊行したほか、『吉備郡民謡集』(郷土研究社 1925年)などを刊行する。1927(昭和2)年に上京、プロレタリア文学運動に身を投じるが、終始一貫して取り組んだのは児童文学だった。1928(昭和3)年に新興童話作家連盟を結成し、その中心となって活動、理論面でも『プロレタリア児童文学の諸問題』、『プロレタリア児童文学講話』、『新児童文学理論』を相次いで刊行する。戦後も病没するまで児童文学の創作に取り組んだ。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本文学 (910 9版)
- 参考資料
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- 『岡山の文学アルバム』山本遺太郎著,日本文教出版,1983年. 『岡山県歴史人物事典』山陽新聞社,1994年.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2008011814530763183
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000041506