レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年08月12日
- 登録日時
- 2016/11/08 18:43
- 更新日時
- 2016/11/08 18:45
- 管理番号
- いわき総合-一般298
- 質問
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解決
「風に問ふ わが夫はいずこ 実南包」と書かれたメモを持参。この「実南包」の読み方を知りたい。
- 回答
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これは誰かの句ですか?とお聞きすると、佐伯泰英の時代小説「居眠り磐音シリーズ」の中で花魁が詠んだものとのこと。
「磐音シリーズ」は50冊以上あるのでもう少し詳しくたずねると、これはNHKのドラマの中に出てきたものを画面を見ながら書き写したものとのこと。ただ、最後の文字がよく見えなかったので、もしかしたら違う字かもしれない。植物かと思って花の本など調べたのだけど…ということだった。
インターネットで「陽炎の辻 実南天」(NHKドラマのタイトルは「陽炎の辻」だった、実をつける植物で南〇といえば南天かな?と推測)で検索。
ドラマの感想が書かれたブログが数件ヒット。「実南天」だったということで納得していただいた。
ちなみにドラマでは、「陽炎の辻 第9話」(原作は『雪華ノ里(居眠り磐音江戸双紙4)』」)と、「陽炎の辻2 最終話」(原作は『蛍火の宿(居眠り磐音江戸双紙16)』)に出てくる。
原作本『雪華ノ里』を確認したところ、P267に「風に問ふ わが夫(せ)はいずこ 実南天」とあった。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 小説.物語 (913 9版)
- 映画 (778 9版)
- 参考資料
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- 【資料①】『雪華ノ里(居眠り磐音江戸双紙4)』[B/F/サエ・1114022229]
- キーワード
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- 佐伯泰英
- 居眠り磐音江戸双紙
- NHKドラマ「陽炎の辻」
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000199390