レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011/07/06
- 登録日時
- 2011/07/07 02:00
- 更新日時
- 2011/07/07 02:00
- 提供館
- 宮城県図書館 (2110032)
- 管理番号
- MYG-REF-110003
- 質問
-
解決
椿油を家庭で作る方法を知りたい。昔ながらの伝統的な方法ならなおよい。
- 回答
-
1 図書資料として下記のものがありました。
資料1のpp.14-15「ナタネ,ツバキ,オリーブ油のしぼり方」の項に「つばき油のしぼり方」として写真入りで説明があります。また,pp.20-21「ツバキ,ヒマワリのタネをしぼってみよう」の項に使い方,保存方法等の説明があります。
資料2のp.228「5 椿油」の項に椿油の作り方と,しぼり方の図があります。
2 雑誌記事として下記のものがありました。
資料3のpp.84-87「万能油ツバキ 使い方いろいろ,搾りカスのセンチュウよけ効果も絶大」の記事に搾油までの手順の説明があります。
資料4のpp.82-85「年をとっても髪のハリを保つ椿油をしぼる」の記事に椿油の作り方の説明があります。
資料5のpp.24-25「椿花咲く唐桑へ」の記事には,唐桑半島(旧・唐桑町/現・気仙沼市)では昔から暴風雨や潮風の被害から,農作物や家屋を守るために椿を植えていたこと,搾油した「椿油」は「けんちん汁」,「天ぷら」(郷土料理)や整髪用に利用していたことが記載されています。ただし,搾油の具体的方法の記述はありませんでした。
【参考資料】
資料1:すずきおさむ編 ; みやざきひでと絵『油の絵本』農山漁村文化協会, 2006.2【J576/2006.2】
資料2:農山漁村文化協会『日本の食生活全集 35』1989.4【383.8/ニ1/35】
資料3:永田勝也「万能油ツバキ 使い方いろいろ、搾りカスのセンチュウよけ効果も絶大」 『現代農業』83巻9号(2004年9月)【P610/ケ】
資料4:大井真知子「年をとっても髪のハリを保つ椿油をしぼる」 『現代農業』72巻5号(1993年5月)【P610/ケ】
資料5『五城農友』504号(五城農友会 1989)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
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『最新日本ツバキ図鑑』日本ツバキ協会編 誠文堂新光社 2010.1
『日本ツバキ・サザンカ名鑑』日本ツバキ協会編 誠文堂新光社 2005
『あぶら(油脂)の話』藤谷健著 裳華房 1996.6
『油屋さんが書いた食用油の本』浜島守男・太田昌男著 山水社 1996
『色分け花図鑑 椿』桐野秋豊写真・著 学研 2005.1
以上には、椿油の紹介等はありましたが、絞り方、作り方についての記述はありませんでした。
「サトウ椿(株)」のホームページの内容を伝えました。
http://www.sato-tsubaki.co.jp/faq.shtml (最終アクセス日:2011年7月6日)
- NDC
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- 油脂類 (576 9版)
- 参考資料
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- 油の絵本. すずき/おさむ∥へん みやざき/ひでと∥え. 農山漁村文化協会, 2006.2【J576/2006.2】:
- 日本の食生活全集 35. . 農山漁村文化協会, 1989.4【383.8/ニ1/35】:
- 現代農業 83巻9号. . 農山漁村文化協会, 2004.9【P610/ケ】:
- 現代農業 72巻5号. . 農山漁村文化協会, 1993.5【P610/ケ】:
- キーワード
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- ツバキ油
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000088143