レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011年02月01日
- 登録日時
- 2011/02/01 20:12
- 更新日時
- 2011/04/06 11:46
- 管理番号
- 相橋-H22-116
- 質問
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解決
麻薬の特徴や身体への影響、成分内容、形体について載っている本を探している。
- 回答
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②、③、④、⑦の資料を提供した。
- 回答プロセス
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質問者はインターネットではなく紙媒体の資料を希望しているということだった。
麻薬関連の資料ということで自館請求記号で社会病理の分類である368、YA368周辺の棚を探し、以下の資料を見つけた。
①『麻薬とは何か』 佐藤哲彦/(他)著 新潮社 2009(自館請求記号:368.83)
副書名に『「禁断の果実」五千年史』とあり、麻薬の歴史について書かれたもので、p10に薬理学分類表が載っている。
②『薬物』 水澤都加佐/著 大月書店 2006(自館請求記号:YA368)
麻薬防止のための10代向けに書かれた啓発本のような内容で簡単にまとめられている。
③『こどものためのドラッグ大全』 深見填/著 理論社 2005(自館請求記号:YA368)
②と同じように10代向けに書かれた内容だが、巻末にドラッグ関連用語集がある。
代表的なドラッグばかりではなく、網羅したものがないかWebcat Plus Minusにてキーワード“麻薬 ドラッグ”で検索を行ない以下の資料を取り寄せることにした。
④『悪い薬』 中山純/著 データハウス 2004(横須賀市立南図書館請求記号:499)
麻薬、合法ドラッグ、市販薬等に分けてそれぞれの概要、特徴が記載されている。
自館OPACでもキーワード“麻薬 ドラッグ”で検索を行ない以下の資料を見つけた。
⑤『大麻入門』 長吉秀夫/著 幻冬舎 2009(相模原市立図書館請求記号:499.15)
大麻の歴史、医療現場での使用方法について記載があり、p120~123「大麻はどんな植物なのか」では成分や特徴について書かれている。
⑥『麻薬・向精神薬・覚せい剤管理ハンドブック 第4版』 薬業時報社 1999(保健と福祉のライブラリ請求記号:498.1)
管理業務に携わる人が読むような専門的な内容が書かれている。
⑦『これが麻薬だ』 剣持加津夫/著 立風書房 1984(藤野公民館図書室請求記号:368)
P-C-Pがまだ麻薬指定されていない等、古い資料だが、麻薬全般の特徴、身体への影響、形態などがカラー写真付きで詳しく書かれている。
②、③、④、⑦の資料を提供した。
後日、自館で受入れた資料の中に次のものがあるので参考までに記載する。
『薬物乱用・中毒百科』 内藤裕史/著 丸善 2011(自館請求記号:R499)
薬物乱用の実態(事例)を体系的に解説した本。化学構造式も載っている。
- 事前調査事項
- NDC
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- 社会病理 (368 9版)
- 薬学 (499 9版)
- 衛生学.公衆衛生.予防医学 (498 9版)
- 参考資料
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- 『薬物』 水澤都加佐/著 大月書店 2006 (自館請求記号:YA368)
- 『こどものためのドラッグ大全』 深見填/著 理論社 2005 (自館請求記号:YA368)
- 『悪い薬』 中山純/著 データハウス 2004 (横須賀市立南図書館請求記号:499)
- 『これが麻薬だ』 剣持加津夫/著 立風書房 1984 (藤野公民館図書室請求記号:368)
- キーワード
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- 麻薬
- ドラッグ
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000077458