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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
いわき市立いわき総合図書館 (2310140)管理番号
(Control number)
いわき総合-地域517
事例作成日
(Creation date)
2017年4月13日登録日時
(Registration date)
2017年10月01日 12時01分更新日時
(Last update)
2017年10月03日 15時55分
質問
(Question)
庄内藩は明治2年6月いわきに転封命令が出されたが、70万両を献金し1月程で免除された。一部の藩士が先発隊でいわきに移住したので、その当時がわかる資料があれば教えてほしい。
また、磐城平藩についても戊辰戦争の処遇でなく、その後の事を知りたい。(庄内藩に関連したものが良いが、いわきについても知りたい。)
回答
(Answer)
参考:庄内藩と磐城平藩は共に譜代大名、奥羽越列藩同盟の一員。

・庄内藩

【資料1】『いわき地方史研究 第12号』P45-49「荘内藩といわき」(小牧忠雄 1975) 
上遠野宿の文書「羽州鶴岡より平城へ御国替・・・、7月下旬末に御本国へ御復帰・ ・・」が紹介され、鶴岡と平の間を上遠野経由で通行したことがわかる。

【資料2】『新しいいわきの歴史』(いわき地域学会 1992)
 P192に「鶴岡の一部藩士が741名の藩士が平に到着」。ただし、出典不明。

・磐城平藩

【資料3】『安藤侯史料集 巻5』(平市教育委員会 1963)
 P 46-51「旧平藩録始末記」

【資料4】『いわき市史 第2巻 近世』(いわき市史編さん委員会 1975) 
 P 366-368 「磐城平藩の処分」

【資料5】『いわき市史 第3巻 近代1』(いわき市史編さん委員会 1993) 
 P 11-13「『朝敵』藩処分と奥羽分国」、P 21-24「版籍奉還」

【資料6】『磐城平藩と安藤家展』(いわき歴史文化研究会 2006)
 P 6、46-47

【資料7】『図説いわきの歴史』(小野 一雄 1999)
 P185「日本最初の中学校」

【資料8】『桜関室直養伝』(諸根 樟一 1934)
 P136-155「磐城平藩より磐前縣への在官」

【資料9】『磐城平藩戊辰實戦記』(小野 一雄 2013)
 p86「槙 徳之助書上げ」解説

【資料10】『太政類典・第一編・慶応三年~明治四年・第三十一巻・官規・任免七』
 P116 「安藤信勇ヲ以テ磐城平藩知事ト為ス」

これらによれば、磐城平藩は明治元年12月、新政府より陸中国岩井郡(岩手県一関周辺)へ転封が命じられ、6月に受け取りを完了した。しかし、明治2年、荘内藩を見習った藩主安藤信勇(ノブタケ)による7月の嘆願等により、8月に磐城平に復帰し、7万両の献金を命じられた。安藤信勇が藩知事となり、版籍奉還が許され、7万両の献金は免除され、4千石の上げ地をした。その後、日本最初の中学校を設立する等の教育改革を進めたが、明治4年の廃藩置県により、平藩は廃止となった。
回答プロセス
(Answering process)
図書館のシステムで「いわき地方史研究」の論文を「庄内藩」で検索したが、見つからず、直接、雑誌の目次から『荘内藩といわき』を探した。その後『いわき市史』等の主要文献で幕末の平藩主「安藤信正」、「安藤信勇」や平藩の記載を確認した。上げ地の石高が資料によって違うため、同僚からの情報により、国立公文書館のデジタルアーカイブも調べた。
事前調査事項
(Preliminary research)
質問者は「いわき地方史研究」に庄内藩のことが書かれた論文の複写物を持っていた。(掲載号は不明。)
NDC
日本史  (210 9版)
東北地方  (212 9版)
参考資料
(Reference materials)
【資料1】『いわき地方史研究 第12号 いわき地方史研究会 1975〔K-210.0-1-イ・1111935167〕
【資料2】『新しいいわきの歴史』いわき地域学会 1992〔K-210.0-1-ア・1111243257〕
【資料3】『安藤侯史料集 巻5』平市教育委員会 1963〔K-210.5-1-ア・1110046123〕
【資料4】『いわき市史 第2巻 近世』いわき市 1975  [K-210.1-1-イ・1110038583]
【資料5】『いわき市史 第3巻 近代1』いわき市 1993 [K-210.1-1-イ・1110038526]
【資料6】『磐城平藩と安藤家展』いわき歴史文化研究会 2006〔K-210.5-1-イ・1111931661〕
【資料7】『図説いわきの歴史』郷土出版社 1999 [K-210.1-1-イ・1111213870]
【資料8】『桜関室直養伝』室桜関先生伝刊行会 1934 [K-289-ムロ・1110091319]
【資料9】『磐城平藩戊辰實戦記』-藩士十六人の覺書 平安会 2013〔K-210.6-1-オ・1114620055], ISBN 9784904724088
【資料10】『太政類典・第一編・慶応三年~明治四年・第三十一巻・官規・任免七』(所蔵なし「国立公文書館のデジタルアーカイブ」 https://www.digital.archives.go.jp/ で閲覧可)
キーワード
(Keywords)
庄内藩
荘内藩
磐城平藩
安藤信勇
戊辰戦争
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
回答後に庄内藩が上遠野を通ったのなら、御斉所街道を通って須賀川へ出たのかと質問されたが、文書には経路は書かれておらず、不明と回答。
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000222633解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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