レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年04月01日
- 登録日時
- 2012/06/21 13:23
- 更新日時
- 2012/07/08 14:43
- 管理番号
- 市川20120401-01
- 質問
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解決
昔、市川南に鉄道の線路があったように記憶しているが、いつ頃なくなってしまったのか。
- 回答
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この線路は北越製紙市川工場の専用側線で、『北越製紙70年史』(北越製紙 1977)p355に「国鉄総武線を高架線に切り換えるため、昭和43年末市川工場専用側線の廃止方につき、国鉄から申入れがあった。種々交渉を重ねたが、同年5月末にはついにこれを廃止し、昭和8年国鉄引込線として以来36年、同工場の動脈として活躍してきたものである(中略)。跡地3308平方㍍は45年9月市川市に売却、市川駅南口より工場につきあたる市道となった。」との記載があり、p356には「廃止された市川工場専用側線」の写真が掲載されている。
また、市川市住宅地図(動態図鑑)には1970年までこの線路の掲載がある。さらに関連事項として、『市川市史年表』p388に昭和44年7月の事項欄に「北越製紙専用引込線跡を道路として用地の買収を求める請願が市川南自治会長ほか1376名より出され、採択」の記載がある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本 (291)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000107619