レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009年05月19日
- 登録日時
- 2009/06/18 15:52
- 更新日時
- 2009/06/18 15:52
- 管理番号
- 福井県図-20090519
- 質問
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解決
江戸時代の黄表紙本かなにか、大衆的な本の中に、小浜で入水自殺した女性の遺体が奈良であがった(逆かもしれない)という話があったと思う。どんな話だったか。
平成18年に行われた、福井県立大学と関西学院大学との連携講座で、上方文学の礎-福井・若狭-西鶴・近松との交渉 という講座が福井県国際交流会館で行われた。そのときに紹介された。
- 回答
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西鶴諸国ばなし 巻二 近年諸国咄 大下馬 巻二 三 水筋の抜道 報 若狭の小浜にありし事 のこと。以下2冊に所収。
『新編日本古典文学全集』67 宗政五十緒/[ほか]校注・訳 1996.5 小学館 p.56-59
『新 日本古典文学大系』76 冨士昭雄/[ほか]校注 1991.10 岩波書店 p.300-303
小浜の海に身投げした奉公人の遺体が、正保元年二月九日大和の国秋志野の里で見つかったという話。
- 回答プロセス
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1.Googleで「江戸時代 身投げ 小浜 奈良 井戸」をキーワードに検索→
[http://hpcgi2.nifty.com/mitamond/pyukiwiki/index.cgi?1644(%B4%B2%B1%CA21%2F%C0%B5%CA%DD01)] に、「奈良の秋志野村で、掘ったばかりの井戸に、数日前に若狭国小浜で身投げした女の死体が浮かぶ 「西鶴諸国ばなし」」と書かれていた。
2.西鶴諸国ばなし を自館OPACで検索→自館所蔵が12件ヒットこの中から読みやすいものを選んだ。
- 事前調査事項
- NDC
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- 小説.物語 (913 8版)
- 参考資料
- キーワード
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- 西鶴諸国ばなし
- 若狭井
- 福井県小浜市
- 奈良
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000055789