レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014年01月16日
- 登録日時
- 2014/04/29 16:47
- 更新日時
- 2015/03/27 15:36
- 提供館
- 京都市図書館 (2210023)
- 管理番号
- 京都市中央2013-046
- 質問
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解決
京都市内の桂川(かつらがわ)で釣りや漁をしている人を見かけるが,何が捕れるのか知りたい。
- 回答
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出版年は古いが,2冊をご紹介する。
1『日本の食生活全集 26 聞き書 京都の食事』(農山漁村文化協会 1985)
p75文中に,「桂川や宇治川からは,はえ,あゆ,ふな,うなぎなどがとれ,煮つけ,焼き魚などとして食べる。」とあり。
2『京都府の民具 3 漁業』(京都府立総合資料館 1979)
p50【府内の川漁】文中に,「淀川水系では大堰川,保津川,桂川,鴨川,宇治川,木津川などがあり,上流はアマゴ,中流はアユ,下流域ではコイ,フナ,ハエ,モロコ,ヒガイ,ウナギなどが漁獲される。」とあり。
2015年3月22日追記
3『淀川水系の釣り場 淀川・桂川・宇治川』(FISH-UP編集部/編集 青銅企画出版 1983)
p102~120【桂川】あり。[久我橋上下流][久世橋上流][桂大橋~上野(かみの)橋][松尾橋~嵐山]の釣り場について,地図や白黒写真もあり詳しい。
p102[主な釣りものと四季の推移]に,コイ,ナマズ,マブナ,ハエ,ヘラブナ,ワタカ,ライギョ,アユの名前が挙げられている。
4 ウェブサイト「保津川漁業協同組合」http://www.hodugawa.org/
[釣り場MAP][禁止事項・採捕制限]などが確認できる。
- 回答プロセス
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『京都大事典』(佐和 隆研/[ほか]編集 淡交社 1984)
p182【桂川】より, 「丹波山地に発し,亀岡盆地・京都盆地を貫流して淀川に注ぐ大河川。長さ約114キロ。一般に上流部を大堰川(おおいがわ),中流部を保津川(ほづがわ)と呼ぶが,保津川下流部の右京区嵐山渡月橋付近では大堰川の称が定着。…狭義には嵐山より下流をいい,…大阪府三島郡島本町で淀川に入るまで約21キロの流路をもつ。」とあり。川の名称が資料により異なる可能性がある。
- 事前調査事項
- NDC
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- 釣魚.遊猟 (787 9版)
- 脊椎動物 (487 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 釣り
- 漁業
- 淡水魚
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000152786