レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年12月06日
- 登録日時
- 2013/03/14 14:45
- 更新日時
- 2013/05/24 11:59
- 管理番号
- 埼久-2012-153
- 質問
-
解決
幸手市権現堂堤にある「行幸堤之碑文」の活字資料を探している。
碑は、明治9年6月3日に明治天皇が現幸手市の権現堂堤を行幸され、これを記念したもの。
『明治天皇紀 3』に記載があるが、碑文は変体仮名を使っているため、活字資料があれば見たい。
- 回答
-
『幸手市史 近・現代資料編 Ⅰ』(幸手市教育委員会 1998)p446-447に該当記述あり。
- 回答プロセス
-
『明治天皇紀 3』(宮内庁編 吉川弘文館 1968)
p619 「○幸啓録、(中略)行幸堤之碑文、(中略)十符の管薦」とあり。
p618 以下の記載あり。なお、このページの柱書きに「明治九年六月」、またp617の「四日」の項目から続くことから、当該部分は明治9年6月3日ではなく、明治9年6月4日のことと思われる。)
「五時埼玉縣令白根多助参候す、(中略)且利根川築堤に功労ありし者の名を不朽に伝へんがため、碑を堤上に建つべしとて金百円を下賜し、特に元治・鴨平の功を賞して各〃晒布一匹を賜ひ、新堤を呼びて行幸堤と称せしめたまふ、(後略)」
『明治天皇紀 索引』(吉川弘文館 1977)
「行幸堤」が3巻p618に掲載されていることのほか手掛かりなし。『幸手市史 近・現代資料編 Ⅰ』(幸手市教育委員会 1998)
資料編に当たり、「Ⅰ」を目次で調査した。
「第5章 明治前期の治水と利水」「第2節 権現堂堤新築立」の項目に「明治10年1月 行幸堤之記」あり。
p446 「236 行幸堤之記 明治10年1月」に「利根川はわかみかと」で始まる資料が掲載されている。
- 事前調査事項
-
『明治天皇紀 3』(吉川弘文館 1968)
- NDC
-
- 関東地方 (213 9版)
- 貴重書.郷土資料.その他の特別コレクション (090 9版)
- 参考資料
-
- 『幸手市史 近・現代資料編 Ⅰ』(幸手市教育委員会 1998)
- キーワード
-
- 碑文
- 明治天皇
- 幸手市-歴史
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000128872