レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015年05月19日
- 登録日時
- 2015/07/04 17:25
- 更新日時
- 2015/07/09 09:48
- 管理番号
- 相市-H27-002
- 質問
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解決
浮世絵の影響を受けたヨーロッパの画家の作品が5~10作品ほど見たい。
- 回答
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回答プロセスの資料のうち、カラーで大きく図版が扱われていた以下の資料を提供した。
(他の資料は専門的なジャポニスム論を論じている)
『ジャポニスムの謎』(アサヒグラフ別冊美術特集 特集編1) 朝日新聞社 1990
『もっと知りたい世紀末ウィーンの美術』 千足伸行/著 東京美術 2009
『エミール・ガレ その陶芸とジャポニスム』 フィリップ・ティエボー/著 平凡社 2003
『フィンセント・ファン・ゴッホ 油彩 没後100年大回顧展の記録』 シラール・ファン・ヒューフテン/編 同朋舎出版 1993
- 回答プロセス
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『浮世絵の歴史 カラー版』 美術出版社 1998 【721 S15104060】
→P.162コラム「ジャポニスム」画家と作品名の代表例あり。
・ファン・ゴッホ「ジャポネズリー、花咲く梅の木」(1887)
・クロード・モネ「ジャポネズリー」(1876)
・エミール・ガレ「鯉魚文花瓶(りぎょもんかびん)」(花瓶)
『画家事典 西洋絵画編』 田辺幹之助(他)/監修 玄光社 2014 【720 S32828436】
→P.68に以下が記載されている。
・ゴッホ「タンギー爺さんの肖像」(拝啓の浮世絵について解説あり)
・ゴッホ「花咲く梅の木」
・モネ「ラ・ジャポネーズ」
また、P.82には浮世絵の影響を受けた画家の例として、モネ、ロートレック、ゴッホ、ムンク、ゴーギャンが記載されている。
レファレンス協同データベースにて“浮世絵 洋画”をキーワードに検索したところ、秋田県立図書館「日本画に影響された洋画家について載っている本が見たい。」https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000090438がヒットした。(最終確認2015/07/08)
→記載されていた資料をあたる
『ジャポニスムの謎』(アサヒグラフ別冊美術特集 特集編1) 朝日新聞社 1990 【723 S08465148】
『ジャポニスム 印象派と浮世絵の周辺』 大島清次/著 講談社 1992 【B723 S09295353】
また、自館のOPACにて“ジャポニスム”をキーワードに検索したところ、以下の資料がヒットした。
『絵画の東方』 稲賀繁美/著 名古屋大学出版会 1999 【723.0 S21028220】
『もっと知りたい世紀末ウィーンの美術』 千足伸行/著 東京美術 2009 【702.346 S29949203】
『ジャポニスム 幻想の日本』 馬淵明子/著 ブリュッケ 1997 【B723 S15223902】
『エミール・ガレ その陶芸とジャポニスム』 フィリップ・ティエボー/著 平凡社 2003 【751.5 S22236251】
『世界美術大全集第22巻 西洋編』 池上忠治/編 小学館 1999 【708橙大型 S19372317】
→P.160「日本美術の影響」という項に、ホイッスラーが日本美術から大きな影響を受けたとの記述あり。
『世界美術大全集第23巻 西洋編』 池上忠治/編 小学館 1998 【708橙大型 S19372325】
自館所蔵資料をブラウジングし、以下の印象派の画集を確認した。
『印象派美術館』 小学館 2004 【723.05 S23886005】
『フィンセント・ファン・ゴッホ 油彩 没後100年大回顧展の記録』 シラール・ファン・ヒューフテン/編 同朋舎出版 1993 【723 S22826440】
※【】内は自館の請求記号と資料コードです。
- 事前調査事項
- NDC
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- 洋画 (723)
- 参考資料
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- 『ジャポニスムの謎』(アサヒグラフ別冊美術特集 特集編1) 朝日新聞社 1990
- 『もっと知りたい世紀末ウィーンの美術』 千足伸行/著 東京美術 2009
- 『エミール・ガレ その陶芸とジャポニスム』 フィリップ・ティエボー/著 平凡社 2003
- 『フィンセント・ファン・ゴッホ 油彩 没後100年大回顧展の記録』 シラール・ファン・ヒューフテン/編 同朋舎出版 1993
- キーワード
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- 浮世絵
- ヨーロッパ
- 洋画
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000176789