レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/08/14
- 登録日時
- 2015/08/14 00:30
- 更新日時
- 2015/08/18 11:51
- 管理番号
- 所沢所分-2015-005
- 質問
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解決
「古谷重松」について調べたいので、掲載されている図書を教えて欲しい。
- 回答
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古谷重松(ふるや じゅうまつ)
天保1. 3. 18~明治24. 2. 3
重松(じゅうま)流祭囃子の創始者であり、所沢村(所沢市)生まれ。
生家は蒟蒻屋。同所の麹屋古谷源右衛門の養子となった。(参考:『埼玉人物事典』)
以下の資料に記載があります。
〇『埼玉人物事典』 埼玉県教育委員会 編 埼玉県 1998年
〇『重松流祭囃子沿革史』 重松流祭囃子沿革史編さん委員会 編 1978年
〇『ところざわ歴史物語』 所沢市教育委員会/編 2006年
〇『所沢市史 文化財・植物』 所沢市史編さん委員会/編 1985年
〇『祭りばやしを育む』 長岡はやし連 1981年
- 回答プロセス
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1 所蔵資料の内容確認
〇『埼玉人物事典』 埼玉県教育委員会 編 埼玉県 1998年
p697~698「天保1. 3. 18-明治24. 2. 3 (1830-1891)重松流祭囃子の創始者。所沢村(所沢市)生まれ。生家は蒟蒻屋。同所の麹屋古谷源右衛門の養子となる。祭囃子を習得して独自の奏法を編み出す。藍の行商の傍ら、各地で祭囃子を指導した。入間市久保稲荷社には、明治7年(1874)に重松が奉納した山車の絵馬があり、奏法を伝授した14の村名が書き込まれている。重松流は所沢及び周辺の入間・多摩地域で広く演奏された。
〇『重松流祭囃子沿革史』 重松流祭囃子沿革史編さん委員会 編 1978年
p28~30「重松流祭囃子の沿革」
〇『ところざわ歴史物語』 所沢市教育委員会/編 2006年
p74~75「古谷重松」
〇『所沢市史 文化財・植物』 所沢市史編さん委員会/編 1985年
p178「重松流祭ばやし」
〇『祭りばやしを育む』 長岡はやし連 1981年
p8~9「(前略)重松(じゅうまと読む)は、府中市の大国魂神社の流れを汲む笛の名人で、足で太鼓をたたき笛をふくという神業に近い人であったといわれている。しかし本来は神楽師ではなく、着物地の染料となる藍玉や榊の灰の買継商であった。したがって所沢から行商に出かけ土地の農家に泊めてもらったとき、地域の若者を集めてはやしの指導をしたと聞く。(後略)」
△『所沢市史 上』 所沢市史編さん委員会/編 1991年
p938~939「重松流祭り囃子の発展」
重松については軽くふれてあるのみ。
△『所沢市史 民俗』 所沢市史編さん委員会/編 1989年
p676~679「古谷重松と重松流流祭り囃子」
重松については軽くふれてあるのみ。
△『ふるさと所沢』 所沢市役所企画部企画課広報係 1969年
p24「重松流祭ばやし」
重松については軽くふれてあるのみ。
2 記載のなかった資料は、下記のとおり
×『埼玉の祭り囃子 5』 埼玉県立民俗文化センター 1994年
×『所沢市史研究 第15号』 所沢市史編集委員/編 1991年
p75~92「重松流祭り囃子について」太鼓奏法の伝承や、太鼓の譜の例の記載あり。古谷重松自身についての記載はない
- 事前調査事項
- NDC
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- 関東地方 (213 9版)
- 伝記 (280 9版)
- 参考資料
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- 埼玉人物事典 埼玉県教育委員会 編 埼玉県 1998 K281.34
- 重松流祭囃子沿革史 重松流祭囃子沿革史編さん委員会 編 所沢 重松流祭囃子保存会 1978 K386.7
- ところざわ歴史物語 所沢市教育委員会/編 所沢市教育委員会 2006.3 213.4
- 所沢市史 文化財・植物 所沢市史編さん委員会/編 所沢市 1985.3 213.4
- 祭りばやしを育む 長岡はやし連 1981 386.8
- キーワード
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- 重松流祭り囃し
- 古谷重松
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000178361