レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011年05月27日
- 登録日時
- 2012/07/26 11:41
- 更新日時
- 2012/07/26 11:41
- 管理番号
- tr226
- 質問
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解決
宇都宮出身の幕末期の武士、「県信緝(あがたのぶつぐ)」の行動記・伝記・日記のような資料はあるか。
- 回答
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『栃木県歴史人物事典』(栃木県歴史人物事典編纂委員会/編集 下野新聞社 1995)を確認したところ、「県六石(あがた りくせき)」の項に略歴がありました。「六石」は信緝の号ですので、県六石はお尋ねの人物を指しています。
県信緝に関する日記・伝記等として、以下の資料が確認できました。
・『勤皇烈士 縣六石の研究』(小林友雄/著 興亜書院 1943)
県信緝の日記・記録・書簡等に基づいた研究書です。
・『栃木県史 史料編 13.近世(7)』(栃木県史編さん委員会/編 1978)
「縣信緝日記」「縣信緝手記」を収録しています。
・『下野勤王叢書』(栃木県/編 栃木県 1942)
「山陵修理始末略記」(p267-292)が収録されています。この資料は、縣信緝が携わった山陵補修に関する顛末をまとめたもので、一部日付順の行動記のような形態になっています。
また、以下の資料で、県信緝の略歴が確認できます。
・『下野勤皇列伝 後編』(栃木県教育会/編 皇国青年教育協会 1944)
p82-105に、県信緝の生涯が紹介されています。
・『下野史談 第5巻第1号』(田代黒瀧/編 下野史談会 1928)
田代黒瀧「勤王家縣信緝畧傳」(p2-21)
県信緝の生涯が紹介されています。内容は、「本記は、勤王家であつた縣家の所蔵中から、
其大略を跋書したものである。」とのことです。
・『郷土勤王家調査経過録』(早乙女慶寿/編 栃木県立栃木中学校 1935)
・『宇都宮藩幕末勤皇志士略傳』(小林友雄/著 宇都宮市国民学校長会 1943)
・『下野勤皇史に輝く幕末志士略伝』(小林友雄/著 宇都宮地区文化協会 1942)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 個人伝記 (289 9版)
- 参考資料
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- 『栃木県歴史人物事典』(栃木県歴史人物事典編纂委員会/編集 下野新聞社 1995)
- キーワード
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- 県信緝
- 県六石
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000109306