レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007/05/22
- 登録日時
- 2007/09/21 02:11
- 更新日時
- 2009/11/05 17:37
- 管理番号
- 埼浦-2007-034
- 質問
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解決
明治維新の頃、戦闘に置いて「ハゲマ」を使用していた。『日本の軍装 1841~1929』(大日本絵画)によると、藩ごとに色が違うらしく、白は長州、黒は薩摩、赤は土佐らしい。青もあったように思うが、どこの藩で使用していたのか知りたい。
- 回答
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『日本の軍服』(国書刊行会 1980)p36に「よく引用される『薩州は黒いかぶりもの、長州は白い毛、土州は赤い毛』(「戊辰物語」)は誤りである。各藩とも定まった色ではなかったし、・・」とあり。
『日本近代軍服史』(雄山閣出版 1972)p75に「『薩州の主立った~。』これは明白に話者の覚え違いか聞き手の聞き間違いである」とあり。
いずれも同一著者(太田臨一郎)であるが、以上をもって回答する。
- 回答プロセス
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自館目録を件名〈軍服〉で検索、10件あり。うち回答の資料に該当の記述あり。
『日本の軍服』にあげられていた参考資料『戊辰物語』(岩波書店 1983)を確認したが、引用箇所を特定できず。
- 事前調査事項
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『日本の軍装 1841~1929』(大日本絵画 2001:県浦図所蔵)
- NDC
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- 国防.軍事 (390 9版)
- 法制史 (322 9版)
- 日本史 (210 9版)
- 参考資料
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- 『日本の軍服』(太田臨一郎 国書刊行会 1980)
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『日本近代軍服史』(太田臨一郎 雄山閣出版 1972)
- キーワード
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- 軍服-明治維新-歴史
- 藩政-薩摩藩-土佐藩-長州藩
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 管理番号「埼熊-2007-023」が類似の調査事例である。「ハゲマ」「はくま」などのレファレンス記録が異なる。
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000037665