レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 1996年8月3日
- 登録日時
- 2018/10/14 14:53
- 更新日時
- 2020/01/20 17:35
- 管理番号
- 水戸中2019-001
- 質問
-
解決
宍戸城の移転についての資料をみたい。1645年に三春に移封している。
- 回答
-
以下は宍戸藩または宍戸城に関する記述がある資料である。
『友部町史』1990刊が比較的詳しく載っている。
p239「正保二年(1645)の秋田氏の国替えにより幕府直轄地となり、城は破却され田畑と化した」「江戸後期になって宍戸城本丸跡に宍戸陣屋を構築」他の記述がある。転封後に破却されていて,移転はしていない。
p238に宍戸城跡の見取り図などの記載あり。
※Wikipediaによれば、三春藩には戦国時代より三春城(明治4年の廃藩置県によって廃城)があった。
『図説 茨城の城郭』p112~p113宍戸城の項目がある。著者による「宍戸城想像復元図」がある。
『茨城の城館 一』p96~p98宍戸城の項目がある。
『茨城県の地名』p328~p329宍戸城跡、宍戸陣屋跡の記述がある。
『茨城大百科』p482宍戸城表門、宍戸藩の記述がある。
『藩史大事典 第2巻 関東編』p35~p38宍戸藩の記述がある。藩の概略、藩主一覧、略年表などあり。藩の居城は名称が「宍戸陣屋」所在地は「茨城県東茨城郡友部町平町」となっている。
『藩史総覧』p63~p64ページ宍戸藩に記述あり。
- 回答プロセス
-
茨城県東茨城郡友部町平町(現:笠間市)にあった城。山尾城ともいう。
「宍戸城」,「宍戸藩」をキーワードに所蔵資料を探索した。
『茨城大百科』『茨城県の地名』『藩史大事典 第2巻 関東編』『図説 茨城の城郭』『茨城の城館 一』他
『友部町史』に宍戸藩主秋田俊季は(常陸宍戸藩)1645(正保2)年に陸奥国三春藩へ転封になり幕府直轄領になり、宍戸城は破却。後に水戸徳川頼房の七男松平頼雄が宍戸藩主になった旨の記述あり。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 関東地方 (213)
- 日本史 (210)
- 日本 (291)
- 参考資料
-
-
『友部町史』友部町史編さん委員会 編 , 友部町 (茨城県). 友部町, 1990.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002069074-00 (当館請求記号M2213ト 友部町は現笠間市) -
『図説茨城の城郭』 茨城城郭研究会 編 , 茨城城郭研究会. 国書刊行会, 2006.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008299938-00 , ISBN 4336047715 (当館請求記号M1210ズ) -
『茨城の城館』古城が語る栄枯の跡 1.(ふるさと文庫) サンケイ新聞社 編 , 河野辰男 解説 , 河野, 辰男, 1916- , 産業経済新聞社. 筑波書林, 1981.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001507716-00 (当館請求記号M1291イ1) -
『茨城県の地名.』(日本歴史地名大系) 平凡社, 1982.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I065060863-00 (当館請求記号R291) -
『茨城県大百科事典』茨城新聞社 編 , 茨城新聞社, 1981.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001702540-00 (当館請求記号M1031イ) -
『藩史大事典 第2巻 (関東編)』木村礎 [ほか]編 , 木村, 礎, 1924-2004. 雄山閣出版, 1989.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002016555-00 , ISBN 4639009208 (当館請求記号R210.5) -
『藩史総覧』 新人物往来社, 1977.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001357671-00 (当館請求記号R210.5)
-
『友部町史』友部町史編さん委員会 編 , 友部町 (茨城県). 友部町, 1990.
- キーワード
-
- 宍戸城
- 宍戸陣屋
- 城--茨城県--笠間市
- 宍戸藩
- 三春藩
- 秋田俊季
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000243852