レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年10月12日
- 登録日時
- 2013/03/19 13:47
- 更新日時
- 2018/08/31 17:37
- 管理番号
- 県立K2012-154
- 質問
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解決
坂本龍馬の「龍」と「竜」の文字表記について。どちらが正しいのか。
- 回答
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※ 高知県立図書館・高知市民図書館合築に伴い、資料に関する情報が現在の情報とは異なる場合があります。 ※
坂本龍馬記念館ホームページのQ&Aに同様の質問・回答があります。
坂本龍馬記念館ホームページのQ&Aの回答によると、「りょうまの名前ですが、どちらの方が正しいと断定する事は坂本龍馬記念館という立場上難しいかもしれませんが、当館では以下のような考えに基づき展示等を行っています。「龍馬」と「竜馬」についてですが、龍馬自身は「竜」の字は一度も使ったことがありませんので、当館では「竜馬」という表記は絶対しないようにしています。しかし、新字体として制定されているのは「龍」ではなく「竜」の方ですので、教科書や新聞などでは、「竜」の字を使うことがあると思います。当館は拘って「龍馬」と表記していますが、歴史上の人物すべてを旧字で表記することは不可能ですので、他の人に対しては新字体で表記していることが多々あります。」(2012.10.14現在、掲載確認)
龍馬自身がどの文字を使ったのかを知るには、例えば、多数出版されている「龍馬の手紙」に関する本をみるとよいでしょう。また、手紙をはじめ、薩長同盟密約の裏書(慶応二年二月五日)など、文書もあります。例としては、薩長同盟密約の裏書では、「龍」と書かれています。
- 回答プロセス
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坂本龍馬記念館ホームページにQ&Aがある。事例を多く載せているので、まずそちらを確認する。該当あり、紹介する。
自館の郷土レファレンス事例簿を確認するが、該当なし。
自館OPACキーワード検索をする。キーワード「龍馬」&「名前」。2件ヒットするも、内容は関係せず。
当館所蔵の『土佐史談 170号:坂本龍馬生誕150年紀念特集号』を確認するが、該当する内容の論文は無し。
NDLレファレンス協同データベースを検索する。キーワード「龍馬」&「名前」。2件ヒットするも、内容は関係せず。
NDLレファレンス協同データベースを検索する。キーワード「龍馬」&「文字」。ヒットせず。
NDLレファレンス協同データベースを検索する。キーワード「龍馬」&「表記」。1件ヒットするも、内容は関係せず。
当館の資料で、龍馬の名前「龍」と「竜」の表記に関する論文等はみあたらないので、高知県立坂本龍馬記念館のQ&Aを紹介、龍馬の手紙等関係書籍を紹介する。
- 事前調査事項
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インターネット検索
- NDC
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- 個人伝記 (289)
- 参考資料
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- 『龍馬の手紙:坂本竜馬全書簡集・関係文書・詠草(講談社学術文庫 1628 )』坂本龍馬〔原著〕、 宮地 佐一郎〔著〕、 講談社、 2003年 (K289-サカ-ミ / 1104124696)
- 『坂本龍馬全集 増補4訂版』宮地佐一郎編集・解説、 光風社出版、1988年 (K289-サカ-サ / 1102248406)
- キーワード
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- 坂本龍馬
- 竜馬
- 名前
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 高知県立坂本龍馬記念館ホームページ http://www.ryoma-kinenkan.jp/ (2012.10.23 最終確認)
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000129155