レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 1995/06/24
- 登録日時
- 2005/02/11 02:31
- 更新日時
- 2007/03/16 12:11
- 管理番号
- 埼久-1995-056
- 質問
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解決
「生体陰イオン療法」に関する高田蒔博士(元東邦大学医学部教授)の論文を見たい。東邦大学医学部に問い合わせたが、解決にいたらなかった。
- 回答
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論文を見つけることができなかった。
- 回答プロセス
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『朝日新聞記事索引』人名索引の訃報記事から '80.3.6が没年月日とわかる。
『雑誌記事索引 自然科学編』および『同書 科学技術編』『論文集内容細目総覧 1~3 索引』『日本著者名総目録』『日独医学論文事典』になし。
埼玉県立衛生短期大学(当時)に問い合わせたが「医学中央雑誌(CD-ROM版)」は'87以降の論文を収録しているので該当論文は収録範囲外。
- 事前調査事項
- NDC
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- 衛生学.公衆衛生.予防医学 (498 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 生化学
- 医療
- 照会先
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- 埼玉県立衛生短期大学(当時)
- 寄与者
- 備考
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東邦大学医学メディアセンター よりコメントをいただく(2006/10/11)。以下解決情報となるコメント本文。
○Googleで検索。「生体陰イオン療法」ではノーヒット。「高田蒔」で検索した結果の中に下記のような記述(1)があるので昭和10年(1935年)頃か?
○CiNiiを「高田蒔」で検索し、結果の3件中1件が下記の文献(2)。これを見てみたところ、内容は文献(3)の紹介記事(摘録)だった。(3)では著者3名の所属は兵庫県立神戸病院
○当センター職員のアドバイスにより、高田蒔教授が所属していた生化学教室関係者の業績集を見てみるが、「生体陰イオン療法」に関係しそうな記述はなし。(肝機能検査で使われている高田反応は氏によるものということがわかり、興味深かった)
○医学中央雑誌(医中誌刊行会)の昭和6年(1931)から昭和18年(1943)を「高田蒔」で検索。関連しそうなものは(3)(4)のみ。
(1)電位治療器 サンメディオンV12000 : 本のご紹介 - 9月27日
電位治療器に詳しく医学博士でもある(財)日本電子治療器学会常任理事の谷越大祐先生によると、電位治療を考えだしたのは、東邦大学医学部の高田蒔教授だそうです。昭和十年ごろといいますから、ずいぶん古い話です。 戦後になって普及しはじめ、昭和二 ...
www.sunmedion.com/ion/mainB3.htm (2006年10月6日確認)
(2)[110002531938]高田,蒔; 村杉,忠香; 高田,静夫
イオノスタート療法の實際
醫科器械學雜誌 19(5),131-137,19411120(ISSN 00191736) (日本医科器械学会)
(3)高田,蒔; 村杉,忠香; 高田,静夫
イオノスタート療法の血壓効果に關する理論と實際
治療學雜誌 11(7),553-560,1941.
(医学中央雑誌 Vol.73, 425, 1941)
(4)高田,蒔; 村杉,忠香; 高田,静夫(神戸病院)
高血壓症に於けるIonostat療法(豫報)
治療及處方 22(4)484, 1941.
(医学中央雑誌 Vol.72, 329, 1941)
- 調査種別
- 所蔵機関調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000016677