レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007年03月25日
- 登録日時
- 2007/03/25 15:50
- 更新日時
- 2007/03/25 15:50
- 管理番号
- 地-060009
- 質問
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未解決
江戸末期、常磐炭田を発見した片寄平蔵(現在のいわき市出身)が、採掘した石炭を開港間もない横浜へ運び、横浜の繁栄に貢献した。横浜市が彼の偉業をたたえて野毛山に片寄神社を設置したというが、現在はないようだ。どこにあったのか所在地を知りたい。
- 回答
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『石炭の父 片寄平蔵伝』(本多徳次著 いわき 四倉史学館事業部 1979)に関連の記述あり(p17及びp73)。それによれば、横浜の実業家渡辺福三郎が野毛山に建立、名称は「片寄神社」、「平蔵神社」、「大森神社」の3種類が記載されている。しかし、横浜関係の資料にはこれらの名称の神社は見いだすことができず、野毛山にあったという裏付けも得られなかった。
- 回答プロセス
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『横浜市史』、『横浜市史稿』、『横浜沿革誌』、『横浜近代史総合年表』等の基本的歴史資料、渡辺福三郎の伝記『福壽翁』、明治から戦前の県内神社関係の資料、同じく横浜の地図・地誌・案内記等をかなり丹念に探ったが、全く手がかりなし。『石炭の父 片寄平蔵伝』の記述だけでは所在地を確定するに到らず。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 個人伝記 (289 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 片寄神社
- 片寄平蔵
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000034132